ひとりあそび。
16歳の現在、何が気になるって今の私の恋愛傾向。
自慢じゃないけれど、私、横山由香は今までろくなお付き合いをしたことがないのである。
「それってすっごいまずいことだと思わない?」
放課後の教室はあまり人気がない。だからこそ、こうして私は親友に悩みを打ち明けているのである。
「そうねぇ〜。実際、どんな恋愛してきたわけ?」
「最初付き合ったのはめちゃめちゃイケメン男。だけどそいつがすっごい軽薄な男で!二股かけられて終ったでしょ?」
「典型的なフラれ方だね。」
「で、二人目の男は先輩なんだけど『勉強が忙しくなったから、もう由香の相手はできない』って言われて終ったでしょ?」
「それは痛いね。」
「三人目は学校の先生で、向こうから告白してきてチューも途中までエッチもしたのに、『お前は受験生だし、俺とは合わないから』とか言って別れた。」
「・・・・・。」
「四人目は渋谷でナンパされた相手。ちょうどその先生にフラれた直後だったから、まぁいっかーみたいなヤケクソで。でも結局その人婚約者がいたんだって。で、終った。」
「…あんたさ。」
「ん?」
「学習能力ないでしょ?」
「…えへへvわかる?」
「自覚があるんだったら直せっつーの!!」
「だってさぁ〜。」
「だってじゃないわよ!あんたこのままだと、なんか危ない道渡りそうであたしゃ怖いわ!!」
「ありがとう…美和子。私をそこまで想ってくれるなんて(涙)」
「いや、ていうか巻き込まれたくない…。」
結局その日は解決策が見つからない云々といわれ、私は帰ることにした。
サッカー部の男子が熱心に球を追う姿が見える。
この世には男はたくさんいるっていうのに…。
どうして彼氏は簡単にできないのだろうか。
超ド級恋愛体質な私は、ただぼんやりと彼氏を作りたいと思っていた。
自慢じゃないけれど、私、横山由香は今までろくなお付き合いをしたことがないのである。
「それってすっごいまずいことだと思わない?」
放課後の教室はあまり人気がない。だからこそ、こうして私は親友に悩みを打ち明けているのである。
「そうねぇ〜。実際、どんな恋愛してきたわけ?」
「最初付き合ったのはめちゃめちゃイケメン男。だけどそいつがすっごい軽薄な男で!二股かけられて終ったでしょ?」
「典型的なフラれ方だね。」
「で、二人目の男は先輩なんだけど『勉強が忙しくなったから、もう由香の相手はできない』って言われて終ったでしょ?」
「それは痛いね。」
「三人目は学校の先生で、向こうから告白してきてチューも途中までエッチもしたのに、『お前は受験生だし、俺とは合わないから』とか言って別れた。」
「・・・・・。」
「四人目は渋谷でナンパされた相手。ちょうどその先生にフラれた直後だったから、まぁいっかーみたいなヤケクソで。でも結局その人婚約者がいたんだって。で、終った。」
「…あんたさ。」
「ん?」
「学習能力ないでしょ?」
「…えへへvわかる?」
「自覚があるんだったら直せっつーの!!」
「だってさぁ〜。」
「だってじゃないわよ!あんたこのままだと、なんか危ない道渡りそうであたしゃ怖いわ!!」
「ありがとう…美和子。私をそこまで想ってくれるなんて(涙)」
「いや、ていうか巻き込まれたくない…。」
結局その日は解決策が見つからない云々といわれ、私は帰ることにした。
サッカー部の男子が熱心に球を追う姿が見える。
この世には男はたくさんいるっていうのに…。
どうして彼氏は簡単にできないのだろうか。
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