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Next Dream 7(BL注意)

[2588]  2006-09-14投稿
彬をうつ伏せにさせて、腰を高く持ち上げた。
腰を突き出すような格好に、彬の顔に朱が走る。

「佑兄…!こんなカッコ…恥ずかし…」

後ろの蕾の周りを人指し指で、つ、となぞる。
さっきまで自分を受け入れていたそこは、物欲しそうにヒクヒクと収縮していた。
その中心に指を突き立てれば簡単に飲み込んでゆく。

「あっ…佑に…、ん…ぅ」

中を掻き回すとぐちゃりと淫靡な音を立て、そこから俺が吐き出したモノがトロリと溢れ出した。
なんという眺めだろう。彬の媚態に下肢が疼く。早く繋がりたい、と。
彬を乱していた指を引き抜き、己の分身で一気に貫いた。
一度受け入れたそこは容易に侵入を果たし、彬に快楽だけを与える。そこに苦痛は無い。
俺に絡み付いて奥へ奥へ誘おうと蠢く。

「あぁっ…ん…、佑兄…」
「彬…!」

彬の腰を支えて突き上げた。
快感に背を反らして喘ぐ彬。
腰を打ち付けながら、そのしなやかな背中に舌を這わす。
何度も吸い付いて、彬の背にいくつも紅い華を散らした。

「アッ…ん、あ…はぁ…佑兄…、い…イイ…っ!」
「彬…っ、俺も…!」

下半身がまるで別の生き物の様に思える程、夢中になって溶け合う。
そろりと前に手を伸ばして彬の屹立を握り、自分の腰の動きに合わせて手を動かした。

「あっ…!そん…っ…佑に…、壊れる…っ!」
「彬…っ!好きだ、彬!」
「ぁ…んっ、は…っ…佑っ…もぅ…っ!」

彬が限界を訴えるその前に、自分の方が先に限界を感じていた。
本能のままに腰を動かし、彬の最奥に己の欲望を放つ。
ビクビクと放たれる熱に腸壁を刺激され、ほぼ同時に彬も達していた。

「彬ぁ…っ!」
「ゆ、佑…、あっ…ああぁー…っ!」

ベッドに崩れ落ちる躰。
折り重なった躰を動かせずにいたら、彬の早い鼓動が自分にも伝わってきた。
自分の心臓の早さも彬に伝わっているだろう。

と、思ったのだがそれどころじゃなかった。

「彬?」
「………」

反応が無い。
揺すっても、頬をペチペチと叩いてみても一向に目を開けようとしない。
俺はどうやら彬を気絶させてしまったようだ。
どうすればいいのか分からない。
恐らく快感のあまり意識がブッ飛んでしまっただけだから、放っておいても問題は無いのだろうけど。
裸のまま慌てふためく俺は、さぞかし情けない姿だっただろう。

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