官能小説!(PC版)

トップページ >> その他 >> あなたの指で蝶になりたい。6(BL注意!)

あなたの指で蝶になりたい。6(BL注意!)

[2627]  柊リンゴ  2006-09-29投稿
「大丈夫だよ。こんなところで襲わないよ。かーわいい。体かたまってる。」
からかってるなあ・・。
「裕也さん・」
「でもその感じがたまらないね。未経験。いわゆる処女だもんね。」
ぼそっと耳元でささやかないでください!!

電車が駅に着きました。たくさんのひとに混じってふたりも降ります。
「御飯が先?それともセックスかな・。」
「ピアノのレッスンでしょう??裕也さん!」
後藤が責めるように言います。
「まあ、そうね。おいで。」
ぐいっと腕を引っ張ってすたすた歩きます。歩くのが早すぎ。
「裕也さん、・・もっとゆっくり歩いて!」
「・・ああ。ごめんね?」
裕也さんは初めて気がついたような顔つき。
やさしく微笑むと「こんなに息をはずませて。ごめんね?」
「あ・・。」
早歩きになったせいで後藤は息が荒くて、ほほが赤くなっていました。
「大丈夫です。」
「気丈だなあ。貴ちゃん可愛いな。」
「そればっかり!かわいい・かわいいって連呼しても、なにも出ませんよ!」
後藤はすこし怒り気味、やはり男の子です。可愛いと連呼されても、いい気分ではないのでした。

「むっとしないの。かわいい顔が台無しだ。きみは・・今からもっと綺麗になるんだよ?」
頬に触れた指が意味ありげに唇を抑えます。
「俺に任せなさい。」
「レッスンでしょうね・・。」
聞きながらも、もうレッスンではないことは後藤も覚悟し始めました・・。
このひとの部屋に行くこと、つまり。

オッケイですよ!!と言っているようなものですから。

興味が無かったわけではありません。少しはしりたい大人の世界。
でもでも?
いいのかな?
このひとも男ですよ。

部屋に着いたら玄関に入ったところで、もう抱きしめられました。
「ああ・・もう我慢できない。貴ちゃん、どうしてこんなにいい匂いがするの?」ぎゅううと抱き締められて匂いまで・かがれています。
「なにもつけてません!」
「貴ちゃんのにおいなの?これ。髪だけじゃないな・・・こっちからもいい匂いがするよ?誘われてるかな?」
ベルトをしているのに手が入っていきます。
そっと股間をまさぐられました。

感想

感想はありません。

「 柊リンゴ 」の官能小説

その他の新着官能小説

新着官能小説作品

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス