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あなたの指で蝶になりたい。9(BL)

[3495]  柊リンゴ  2006-10-21投稿
「くわえて。」
ぶいいいんと動く玩具をお尻に突っ込まれているから神経はそっちに走るのに、この上これも銜えろと?
「貴ちゃん。」
「・・無理。できな・・。」
いやいや、と首を振ります。
紅潮してしなる腰の先のお尻からは細いコードが出ています。
まるでつながれているように。

「やってみてよ。ねえ・・。」
裕也さんは自分で硬くなってきたものを握りました。
「こんなの・・無理!口に入らない!」
「じゃあ舐めてみてよ・・貴ちゃん・・。」
同性の特有のにおいがしてきます。
この先走りで裕也さんが耐えているのがわかります。
でもお尻がむずがゆくてたまりません。
どきどきがとまりません。

「あ!!」
背中を軽く押されて床に胸をつけました。腕で起き上がると女豹のポーズのよう。
むき出しのお尻を裕也さんが指で押し広げます。
「な。なにをしてるの・・。」
「感じてくれないから、抜けたかと思って。入ってるじゃない?・・おっかしいな・・。これじゃまだだめ?」
「・・なにを・・!!!」
起き上がったら顎を捕まれました。
「・・早く起たせてよ。」
黒くて硬い自身を口の中にすすめてきます。
「むっ・・。」
歯をたてた後藤に、きゅっと眉間を寄せます。
「貴ちゃん。口を大きくあけて。」
「ぐううん、」
むりむり、と泣きそうな目です。
「お口が小さすぎるんだ。・・なら仕方ない。」
すこしぬいて、先を後藤の唇にこっつんこしました。
「舐めてみて。大きくしないとすすまない・・。」
ちろっと舌で舐めます。
「・・。ああ、いいかもしれない。もっと舌で包み込んでごらんよ。」
舌先で起き上がってきた先端を受け止めます。

熱くて硬い・・。

「・・もっと。」
先端をきれいに舐め始めました。
「そう・・そう。貴ちゃん・・もっと早くしてみて。」
ぺちょぺちょ・・唾液が溢れてきます。
「くううん・・。」
後藤の吐息が漏れ出しました。
自分の舌が苦味を感じても取り付かれたように舐めるのをやめません。

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