母さん9
トイレから出た僕は、バタバタと洗面場から音がするのを聞きながら、ベッドに座った。
ハア…ハア…ハア…
固く尖ったズボンに、冷たい違和感…
…やがてシャワーの音に変わった。
………
母さんは、さっきの服に着直して出て来た。目が泣きぬれたようになっている。
「帰りましょ…」
「…」
「…気が済んだでしょ?」
「……」
母さんも、少し離れてベッドに座った。
一瞬込み上げる涙を指で拭った。
「…もう…マコト君とは…会わないから…」
もう…マコトなんかどうでも良かった…
「…でも…でも…」
感きわまって言葉が出ない母さん…
僕は母さんのそばに寄った。
「…ごめん…」
母さんはホロッと涙を落とした。
震える肩に手を回した…。
「いいのよ…どうせ…許してはもらえないでしょ…」
僕は母さんを……抱き締めた。母さんはすすり泣いた。震える、か弱い肩…
……母さん…
……唇を重ねたい!
息が荒くなった…
(……)
(…キイチ…?)
(マコトの前では…女だったんだろう?……)
(……)
(答えて…)
(…そ…そうよ)
(…僕の母さんなのに…)
(マコト君は…悪くないのよ…母さんがいけないの…)
ハア…ハア…ハア…
固く尖ったズボンに、冷たい違和感…
…やがてシャワーの音に変わった。
………
母さんは、さっきの服に着直して出て来た。目が泣きぬれたようになっている。
「帰りましょ…」
「…」
「…気が済んだでしょ?」
「……」
母さんも、少し離れてベッドに座った。
一瞬込み上げる涙を指で拭った。
「…もう…マコト君とは…会わないから…」
もう…マコトなんかどうでも良かった…
「…でも…でも…」
感きわまって言葉が出ない母さん…
僕は母さんのそばに寄った。
「…ごめん…」
母さんはホロッと涙を落とした。
震える肩に手を回した…。
「いいのよ…どうせ…許してはもらえないでしょ…」
僕は母さんを……抱き締めた。母さんはすすり泣いた。震える、か弱い肩…
……母さん…
……唇を重ねたい!
息が荒くなった…
(……)
(…キイチ…?)
(マコトの前では…女だったんだろう?……)
(……)
(答えて…)
(…そ…そうよ)
(…僕の母さんなのに…)
(マコト君は…悪くないのよ…母さんがいけないの…)
感想
- 5351: いつも面白く楽しませて頂いてます!続きも凄く楽しみです☆ザクロさんのレズ小説はありますか?なかったらぜひ書いていただきたい(*^o^*)応援してます。頑張ってください☆ [2011-01-16]
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