僕のもの。2
どうして涙がでるのかわからなかった。
ただ、レイさまに触られると
そこからどんどん快感が広がっていくのだけがわかった。
「…ルトっほんとに敏感。ほら、もうこんなに紅くて…」
ぼくの躰をひとしきり眺めて、レイさまがつぶやく。
「…んッ…やぁ…だ、だって…レイが…」
ぼくが自分から紅くなってるんじゃない。
レイさまがさっきからたくさんたくさん感じさせてくるから
こうなってるんじゃないか。
「僕が何?」
「んぁっ」
言いながら舐められる。
言葉のかたちに舌が動いて、それにすら感じてしまって、
本来言いたかったはずの言葉がとぶ。
「は…あ、あぁ…」
レイさまは、ぼくがつかえるべき主君だった。
ぼくが3ヶ月ばかし年上なので、一応兄的な存在だった。
けどぼくは生粋の庶民。
年が近いから。
親同士が知り合いだから。
ただそれだけで。
本来目をあわすことも許されない立場。
…の、はずだった。
「んっ」
いきなりのキス。
深くて濃厚なそれに、思わずのけぞる。
レイさまは口をあわせつつ、空いた手でぼくの中心をいじる。
先端の孔をくすぐられると、声が止まらなくなりそうになるけど、キスに吸いとられて。
ただ、レイさまに触られると
そこからどんどん快感が広がっていくのだけがわかった。
「…ルトっほんとに敏感。ほら、もうこんなに紅くて…」
ぼくの躰をひとしきり眺めて、レイさまがつぶやく。
「…んッ…やぁ…だ、だって…レイが…」
ぼくが自分から紅くなってるんじゃない。
レイさまがさっきからたくさんたくさん感じさせてくるから
こうなってるんじゃないか。
「僕が何?」
「んぁっ」
言いながら舐められる。
言葉のかたちに舌が動いて、それにすら感じてしまって、
本来言いたかったはずの言葉がとぶ。
「は…あ、あぁ…」
レイさまは、ぼくがつかえるべき主君だった。
ぼくが3ヶ月ばかし年上なので、一応兄的な存在だった。
けどぼくは生粋の庶民。
年が近いから。
親同士が知り合いだから。
ただそれだけで。
本来目をあわすことも許されない立場。
…の、はずだった。
「んっ」
いきなりのキス。
深くて濃厚なそれに、思わずのけぞる。
レイさまは口をあわせつつ、空いた手でぼくの中心をいじる。
先端の孔をくすぐられると、声が止まらなくなりそうになるけど、キスに吸いとられて。
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