官能小説!(PC版)

二号20

[15878]  ザクロ  2006-12-19投稿
二号に何か掛けてやらなきゃ…
オレは上着を肩にかけた。
「触んないで!」
「人形だよ…」
自分の分身だから過敏になってる。構わず上着を肩に掛けた…
美咲は泣きながら笑った…
「バッカみたい…人形に優しくして…」
結局何やっても非難される。
「どうすりゃいいんだよ…」
「そんなの!分かる訳ないでしょ…」

美咲がひとしきり泣いた後、オレは二号のことを説明した。
「変態には変わりない…」
「どうせ…変態だよ…」
「男の人って…人形でもいいの?」
「そういう訳じゃ…」「人形は…文句言わないもんね…」
「あ、いや…」
「お兄ちゃんなんか…人形とでも仲良くすればいいんだよ!」
「う、うるせぇ!」
「何よ!」
「確かにそうだよ!コイツはお前と違って、優しくて可愛い奴だからな!」
オレは二号に再びスイッチを入れた…
『お兄ちゃん…』
オレは二号の頭を撫でた。
「お前は本当に可愛いよな」
『ありがとう』
「バッカみたい!」
「ああバカだよ。いくら人形でも、オレはコイツがいとしいんだ」オレは二号と抱き合った。

感想

  • 5408: 早く続き読みたいねん [2011-01-16]

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