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哀しみの中で

[5152]  ★ナツミ☆  2007-01-07投稿
私の名前は近藤詩乃(コンドウ シノ)高校二年生である。最近同じクラスの神尾彰(カミオ アキラ)に告白されて付き合いだしたばかりでラブラブ!!のはずが………。


--放課後--
詩乃『今日も部活!?まだ一度も一緒に帰ってくれてないじゃない!!』
詩乃の怒鳴り声が響く。彰はサッカー部で毎日遅くまで練習しているのだ。
彰『仕方ないじゃん?俺部活あるし…詩乃もどっか入れば?』
溜め息混じりに彰が言った言葉で頭に来たのか詩乃がプルプル震えて彰を睨み付ける。
詩乃『分かったわよ!!もう彰なんて知らない!!』
彰にバシンッと何かを投げ付けて教室から出て行ってしまった。
彰『何だ?……あっ』
投げ付けられたのはちょっと不格好な形のクッキーの入った袋だった。
彰『そういえば…焼いてくるから一緒に食べようとか言ってたっけ…』



詩乃は走り疲れたのか公園のベンチに座っていた。
詩乃『はぁ…またやっちゃった…どうしてたまには笑顔で「部活頑張ってね?」とか言えないんだろ。。。』
ウンウン唸りながら頭を抱え込む詩乃の前方から忍び寄る影…。
何やら悪戯っぽい瞳は一度ハマッてしまうと抜け出せないような吸い込まれそうな瞳だ。

詩乃は影に気付いて顔を上げた…瞬間。。バコッ。。


詩乃『ぅ…いたたたたぁ』
目を覚ました瞬間に痛み出した頭に違和感を覚えながら回りを見渡す。
マンションの一室のようだ。
インテリアなどかなり小綺麗にされた室内のテーブルには花なんかも飾られていて自分の家とは大違いなどボヘェ〜っと考えていた。
ガチャリ--
部屋に入って来た人を見て詩乃は驚きを隠せなかった。
知り合いも何も今自分が一番振り向いて欲しい人……彰だったからだ。
詩乃『あ…彰!!こんな所で何してるの?』
今一番疑問に思っていることを素直に口から発する。
目を丸くしている詩乃を見てニコッと笑って詩乃の隣りに座った。
彰『何故かって?そりゃ俺んちだからな』
さらっと言った言葉を上手く飲み込めない詩乃。
詩乃『私を殴って連れて来たのも彰…?』
ちょっと怒ったように言う。
彰『ぁあ…痛かった?加減したんだけど…ごめんな?』
平謝りする彰を横目に辺りを見渡して詩乃は一番の疑問に到達した。
詩乃『何でこんなことしたの?』
その問い掛けを聞いた瞬間彰がニヤッと笑って詩乃に覆い被さって来た。
詩乃『なっ、んんっ!?』
叫ぶ暇なんてなかった。
唇が…。

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