アクアベール23
威勢良く滝のように鼻水が流れ出してきたのだ。もう半端な量
ではない。俺は異変に気付き電気をつけると姉貴が
「う〜ん、まぶしい!何だよこんな時間に、もう!」と言った・・
その時だ「ぎゃ〜!!!」と姉貴が悲鳴をあげると階段を
降りていったのである。「おかあさん!おかあさん!○○が!(俺の名)
○○が血塗れだよ!」と1回で叫んでいる。
へ?と思い下を見ると俺のTシャツは真っ赤な血に染まっていた。
そう、俺が必死にかんでいたのは鼻水ではなく鼻血だったのである。
これには俺も卒倒しそうになった。これマジ。だって白系のTシャツが
完全に赤系になってんだもん。お袋が眠い目こすって俺を見ると
「どうしたの〜、とにかく横になんなさい!」って言って俺を
横にすると姉貴に「アイスノンとタオル取ってきて!」と指示した。
駆け下りる姉貴。この辺はさすが年の功というか熟年者は冷静である。
お袋は俺の鼻の根元にアイスノンを置くと少し水で濡らしたタオルで流れ
落ちる鼻血を拭いてくれた。「どうしたんだろうね、急に。今まで
鼻血出した事なんか無かったのに・・・」とお袋。
確かに俺の記憶でも鼻血を出した事は一度もない。
「きっと変な事考えてたんだよこいつ。キモイ」と姉貴。(その通り)
「こら!」と一喝するお袋。なかなか鼻血が止まらないようだ。
ではない。俺は異変に気付き電気をつけると姉貴が
「う〜ん、まぶしい!何だよこんな時間に、もう!」と言った・・
その時だ「ぎゃ〜!!!」と姉貴が悲鳴をあげると階段を
降りていったのである。「おかあさん!おかあさん!○○が!(俺の名)
○○が血塗れだよ!」と1回で叫んでいる。
へ?と思い下を見ると俺のTシャツは真っ赤な血に染まっていた。
そう、俺が必死にかんでいたのは鼻水ではなく鼻血だったのである。
これには俺も卒倒しそうになった。これマジ。だって白系のTシャツが
完全に赤系になってんだもん。お袋が眠い目こすって俺を見ると
「どうしたの〜、とにかく横になんなさい!」って言って俺を
横にすると姉貴に「アイスノンとタオル取ってきて!」と指示した。
駆け下りる姉貴。この辺はさすが年の功というか熟年者は冷静である。
お袋は俺の鼻の根元にアイスノンを置くと少し水で濡らしたタオルで流れ
落ちる鼻血を拭いてくれた。「どうしたんだろうね、急に。今まで
鼻血出した事なんか無かったのに・・・」とお袋。
確かに俺の記憶でも鼻血を出した事は一度もない。
「きっと変な事考えてたんだよこいつ。キモイ」と姉貴。(その通り)
「こら!」と一喝するお袋。なかなか鼻血が止まらないようだ。
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