0号18
コンコン…
こんな時だけノックしやがって…
開けると、盆にドーナツとコーヒー…
「欲しくなかったら私が食べるからね」
なんだよ…焦らす気か?
でもオレも昼飯食ってないから腹は減っていた…
ぱくつくオレを、優しく見つめる美咲…
「一緒に来れば良かったのに…」
「女のショッピングなんか付き合えねぇよ」「あら…」
「どうせ母さんにせがんだんだろう」
「まあね」
「…その服…」
「…?」
「似合ってるよ…」
ニヤリ…
「…可愛い…」
「そぉ?」
「うん」
「…なんか嬉しいな…」
「え?」
「昨日からお兄ちゃんが私のこと…可愛いって言ってくれる…」
「そんなのが嬉しい?」
「そりゃあそうだよ…絶対に言ってくれない存在でしょ?」
「まあね…」
「私ね、これでも結構モテるんだよ」
だろうな…
「オレに言わせて満足か?」
「…もっと言ってほしい…」
はにかみながらオレに肩をぶつける。本当子供みたいなんだから…ストーブで部屋が暑いのか美咲は赤い顔…
「暑いんだろ…脱げよ」
「脱がせてくれるのかな…って待ってた…」
こんな時だけノックしやがって…
開けると、盆にドーナツとコーヒー…
「欲しくなかったら私が食べるからね」
なんだよ…焦らす気か?
でもオレも昼飯食ってないから腹は減っていた…
ぱくつくオレを、優しく見つめる美咲…
「一緒に来れば良かったのに…」
「女のショッピングなんか付き合えねぇよ」「あら…」
「どうせ母さんにせがんだんだろう」
「まあね」
「…その服…」
「…?」
「似合ってるよ…」
ニヤリ…
「…可愛い…」
「そぉ?」
「うん」
「…なんか嬉しいな…」
「え?」
「昨日からお兄ちゃんが私のこと…可愛いって言ってくれる…」
「そんなのが嬉しい?」
「そりゃあそうだよ…絶対に言ってくれない存在でしょ?」
「まあね…」
「私ね、これでも結構モテるんだよ」
だろうな…
「オレに言わせて満足か?」
「…もっと言ってほしい…」
はにかみながらオレに肩をぶつける。本当子供みたいなんだから…ストーブで部屋が暑いのか美咲は赤い顔…
「暑いんだろ…脱げよ」
「脱がせてくれるのかな…って待ってた…」
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