姉ちゃんの部屋から盗聴器が発見されたっす(笑)30
(ん〜結構眠ったかな)なんて思いながら時計を見ると
時刻は14時前。寝たのが12時過ぎだから2時間も寝て
いない計算だけど、それにしてはすっきりしていました。
それからは無理に眠ろうともせず、ベッドでぐうたらしながら
アルバイトの情報誌に目を通したりバガボンド読んだり、
ボーっとしたり…。
誰かが階段昇ってくるなぁって感じがして、ドアの方に目を
向けると、やっぱり姉ちゃんが入ってきました。
「一緒に寝ちゃダメ?」
MY枕持参の姉ちゃんは額に冷えピタ貼ってて痛々しかった。
お互い風邪引いてるんだから…なんてことよりも、
(ああこの人がここで俺と一緒に寝るのは、やっぱり
夜ひとりで離れで寝るのが怖いってだけじゃないんだなぁ。)
って頭に浮かびました。
俺は掛け布団めくって、姉ちゃんをベッドに招き入れました。
姉ちゃんが俺の腕に寄り添って静かな寝息を立て始めるまで
ずっと天井を見ていました。色んなことを考えました。
電話がけたたましく鳴り響くまでは、本当に静かな午後でした。
電話の相手は母さんで、容態を心配してくれていました。
俺は大丈夫っぽいと伝えると、お姉ちゃんはどう?と聞かれ、
まさか隣で寝てるなんて言えるわけもなく、適当に答えて
電話を切りました。
時刻は14時前。寝たのが12時過ぎだから2時間も寝て
いない計算だけど、それにしてはすっきりしていました。
それからは無理に眠ろうともせず、ベッドでぐうたらしながら
アルバイトの情報誌に目を通したりバガボンド読んだり、
ボーっとしたり…。
誰かが階段昇ってくるなぁって感じがして、ドアの方に目を
向けると、やっぱり姉ちゃんが入ってきました。
「一緒に寝ちゃダメ?」
MY枕持参の姉ちゃんは額に冷えピタ貼ってて痛々しかった。
お互い風邪引いてるんだから…なんてことよりも、
(ああこの人がここで俺と一緒に寝るのは、やっぱり
夜ひとりで離れで寝るのが怖いってだけじゃないんだなぁ。)
って頭に浮かびました。
俺は掛け布団めくって、姉ちゃんをベッドに招き入れました。
姉ちゃんが俺の腕に寄り添って静かな寝息を立て始めるまで
ずっと天井を見ていました。色んなことを考えました。
電話がけたたましく鳴り響くまでは、本当に静かな午後でした。
電話の相手は母さんで、容態を心配してくれていました。
俺は大丈夫っぽいと伝えると、お姉ちゃんはどう?と聞かれ、
まさか隣で寝てるなんて言えるわけもなく、適当に答えて
電話を切りました。
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