星に願いを NO.13
私と秀太郎が一緒に住んでいる事はバイト先でも話題になった。今まで私を遠巻きに見ていた人たちと少しずつ会話ができるようになった。
“高橋さん”から“季吹ちゃん”と呼ばれるようになった頃、女の子たちから尋ねられた。
「伊吹くんとどうやって付き合う事になったの?」
私はしばらく考えた。私たちは恋人ではなく、友だちである。
「付き合ってないよ。ただの友だちだよ。」
私の言葉に皆が驚く。それはそうだろう。男と女が一つの部屋で生活をしているのだから。だが、私たちはただの友だちだった。
そう思っていた。
「じゃあさ…、カラダの関係は…?付き合ってなくてもある人たちもいるじゃない?」
私はその言葉にカアッと赤くなった気がした。そして毎晩彼の腕を枕にしていることは恥ずかしくて話すことはできなかった。
「そんなのないよ!あるわけないよ!」
私の顔は皆にどう映っていただろう?
この時から私の秀太郎に対する見方が変わっていったのだった。
“高橋さん”から“季吹ちゃん”と呼ばれるようになった頃、女の子たちから尋ねられた。
「伊吹くんとどうやって付き合う事になったの?」
私はしばらく考えた。私たちは恋人ではなく、友だちである。
「付き合ってないよ。ただの友だちだよ。」
私の言葉に皆が驚く。それはそうだろう。男と女が一つの部屋で生活をしているのだから。だが、私たちはただの友だちだった。
そう思っていた。
「じゃあさ…、カラダの関係は…?付き合ってなくてもある人たちもいるじゃない?」
私はその言葉にカアッと赤くなった気がした。そして毎晩彼の腕を枕にしていることは恥ずかしくて話すことはできなかった。
「そんなのないよ!あるわけないよ!」
私の顔は皆にどう映っていただろう?
この時から私の秀太郎に対する見方が変わっていったのだった。
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