星に願いを NO.26(完)
あれから8年経って、私は小さな恋愛を2回。大きな恋愛を1回した。
大きな恋愛の相手は私の旦那様になって、私は妻とママになった。
大嫌いだった母はすっかり孫バカになってしまって、息子を甘やかす。困ったものだ。
時々、
「あんたが小さい時もこうした。」
と口を出す。尻軽だと思っていた母。本当は寂しかったのかもしれない。今はそう思う。
5日前、差出人のわからない封筒が届いた。ニューヨークからだった。開けてみると、どこかの部屋から撮った花火の写真だった。いつ撮ったのかはわからないけど、秀太郎からに間違いはないと思った。
私ベランダに出ると時々あの夏を思い出す。
そして夜空の星に祈る。
秀太郎にどうか、最高の幸せを。
大きな恋愛の相手は私の旦那様になって、私は妻とママになった。
大嫌いだった母はすっかり孫バカになってしまって、息子を甘やかす。困ったものだ。
時々、
「あんたが小さい時もこうした。」
と口を出す。尻軽だと思っていた母。本当は寂しかったのかもしれない。今はそう思う。
5日前、差出人のわからない封筒が届いた。ニューヨークからだった。開けてみると、どこかの部屋から撮った花火の写真だった。いつ撮ったのかはわからないけど、秀太郎からに間違いはないと思った。
私ベランダに出ると時々あの夏を思い出す。
そして夜空の星に祈る。
秀太郎にどうか、最高の幸せを。
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