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霊姦2

[8726]  HK  2007-03-28投稿
あれから3日、
私は相談をもちかけた大学の友達のアパートに逃げ込んでる。
一人で寝るのが恐いからだったんだけど、それからHな夢はみてない。
「あのアパートが原因なのかも・・・霊能者とかにみてもらおうかな」
そう思った私はインターネットカフェにまる1日引きこもって近くに住むそっち関係の人をなんとか捜しだした。

繁華街の裏手の路地にそのお店はあって、
訪ねてみるとどこにもいそうな小太りで気難しそうなおばちゃんだった。

「ずいぶんやっかいな事になってるわね?色情霊が多勢みえるわよ?」

こっちから話を切り出す前に言われて驚いたけど、
話すうちにこれまでの事が納得できたし
逆になんとかしてくれるんじゃないかって期待がわいてきた。
お祓いをお願いしてみるとおばちゃんは
「これがお仕事だからね、いいけど私はけっこう高いよ?」
と言いながらどこからか料金表と書かれたパネルを出してきた。
「あなたの場合はコレ!学生だしローンでもいいわよ?」
そう言って表の一部を指差した。

《住まいのお祓い・ワンルームアパート¥70,000》

高い・・・そしてなんか胡散臭くなってきた・・・。
けどバイトすれば払えない額じゃないし、こっちが話をする前に言い当てたのだからきっと本物なんだろうな・・・。
引っ越すわけにいかないし・・・。
「ローンで払います・・・」
私は承諾した。

この堀田さんていう霊能者のおばちゃんはその日の晩に私の部屋に一緒に泊まってくれる事になった。
「あなたの後ろに見え隠れする色情霊の数が尋常じゃないのよ。部屋に何か理由があるはずよ」
と、ゆうことなんだって。
4日ぶりになるんだね。
堀田さんがついてきてくれなければ近寄る気にもなれなかったアパートの私の部屋の前に来た。
すでに心臓がドクドクしてて鍵を持つ手が汗ばんでる。
がんばれ、私。

カチン
鍵が開いた音。
玄関のドアノブを掴んで引いた瞬間、室内の生温い空気が漏れてきて肌に触れた。
中に入るとまとわりつくような空気が充満している。
あまりの違和感に帰ってきた気すら起きない。
ふと堀田さんの顔を見ると凍り付いたような顔で奥の部屋に入るドアを見つめていた。
「・・・どうしたんですか?」
不安になって訊ねてみる。
良い事のはずがないから
正直、知りたくないんだけど。
「ドアの手前に色情霊が何人もいて、あなたを残して私に帰れって言ってるの」

勘弁して欲しい。

続く

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