エレベーター中の非日常3
目の前の彼女の状況を確認することが目的だったが、やっていることは、舌は這わさないがセックスの前戯と同じ本能的な行為を繰り返していると同じであった。ついさっき、彼女に性的か感情を持ったが、その感覚が再びこみあげ、事故で体が挟まれていれにもかかわらず、すでに抑えられなくなっていた。その、ただ息を吹き掛けるという行為を続けていると、次第に香水とともに、本能をかき乱すかのような少し汗っぼい匂いが交じり初める。さらに彼女の体が少しづつ小さくくねり始め、吐息がもれる。その揺れは吐息とともに体を軸とした横の動きから、たて揺れへ次第に変わっていく。彼女は臀部をより強く私の下半身に押しつけ、ゆったりとしたズボンをはいていたせいか、反応し少し固くなった下半身が完全に彼女のおしりの割れ目を下からあてがいながら押し広げてしまっている。彼女もこの状況に少し反応してか、さらにおしりを突き立て、小刻みに震えている。地震のゆれと彼女のゆれが相まって次第に頭の中が白く、さらに快感でさらに自分の息も熱く激しくなっていく。彼女も同じように、その動きが痙攣に近くなり、あたっている下半身が汗ともいえない何かあたたかい湿ったものに包まれる。明らかにセックスした時の上り詰める感覚に似ている。
快感につつまれた自分がそこに居て、床に倒れている男性ともう一人密着するかの様に同じく倒れている女性の姿を見ている。二人とも全く動きは無い。ある意味不思議な光景のはずであるが体を突き抜けるエクスタシーに近い快感とは裏腹に冷静に見ている自分がいた。加えて左肩の痛みが気が付けば無くなっている。明らかに自分自身が浮きあがりはじめていることに気付いた。そんな私といっしよに浮き上がったものがある。私の前をガス状のからまつた髪の毛の様ものである。
と、次の瞬間、頭の中がまるでカメラのシャッターを切るように真っ白になったかと思うと、なんともいえない快感に包まれている私の意識が完全に浮き上がった。蒸発する様に体から離れていく。そしてその視界はなぜかエレベーターの上から二人の姿が見えている。
快感につつまれた自分がそこに居て、床に倒れている男性ともう一人密着するかの様に同じく倒れている女性の姿を見ている。二人とも全く動きは無い。ある意味不思議な光景のはずであるが体を突き抜けるエクスタシーに近い快感とは裏腹に冷静に見ている自分がいた。加えて左肩の痛みが気が付けば無くなっている。明らかに自分自身が浮きあがりはじめていることに気付いた。そんな私といっしよに浮き上がったものがある。私の前をガス状のからまつた髪の毛の様ものである。
と、次の瞬間、頭の中がまるでカメラのシャッターを切るように真っ白になったかと思うと、なんともいえない快感に包まれている私の意識が完全に浮き上がった。蒸発する様に体から離れていく。そしてその視界はなぜかエレベーターの上から二人の姿が見えている。
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