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あなたの腕の中?

[9899]  美咲  2007-04-20投稿
この春入学した大学の構内で、昔からの男友達を偶然見つけてしまった。すれ違っただけだけれど、向こうは気付いただろうか。新しく出来た友達とランチを食べながら、彼になんてメールを送ろうかと考える。『今、居たよね?』とか??『久しぶり!』とか??
そんなことを思案しているうちに、ケータィが鳴る。『俊哉様からメールが届いています』とテロップが流れ、先を越されたことを知らせた。『七海今居たよね??!』俊哉もあたしに気付いてくれたんだ。ほのかに嬉しさが込み上げ顔が緩む。『うん!今メール送ろうと思ってたのに!笑〃』
すぐに返事は来た。『何学部??俺は教育だよ!』『あたしは法学部!大学一緒だったんだね笑〃』…………他愛ない会話は続く。授業中も関わらずメールをした。『じゃあ今から部活だから!終わったらまたメールする!!』俊哉はそう言って一旦メールを切った。
俊哉かぁ…。改めて考えるとなんか不思議な気がする。まさか彼とまた同じ学校になるなんて思いもしなかった。彼は特にモテると言うわけでもなかったけれど、クラスや学校のリーダーやムードメーカーと言う存在で、部活でも活躍していたし、好意をもっていなかったわけぢゃない。信頼できる存在だし、俊哉なら彼氏にしてもいいくらいだ。でも確か付き合っているコが居るはず…。
数時間して、部活が終わった俊哉から『やっと部活終わった!!疲れたぁ!』とメールが来た。『お疲れ様!』……そんなカンジで話は進み、なぜか週末、俊哉の家で2人で遊ぶことになった。お互い一人暮しだから時間はたっぷりある。『何時くらいにする??橋分かる?あそこで待ち合わせしよう!!』俊哉から詳細についてのメールが来た。『ぢゃぁ19時にしよ?橋分かるょ〜!!』あたしも答える。
…そして週末、『ゴメン!!待った??』『ぅぅん!今来たとこだょ。俊哉ん家どっち??』『ん?とりあえずそこ右!!』俊哉の誘導に従ってあたしたちは進んで行く。しばらく行くと、『ここだよ!』…白くてキレイな建物に着いた。俊哉がカギを開ける。『いいよ!上がって!』『うん!おじゃまします〜』奥に進むとテレビがあって、コタツがあった。荷物を置いてとりあえず座ってみた。『何か食べる??』『ううん!いい!飲むとお腹いっぱいになるから!笑〃』
あたしたちの、一緒に過ごす初めての夜が始まる……

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