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ゆりかご?

[12509]  YUKI  2007-04-30投稿
「鞠華ちゃん?」ポンっと肩を叩いたのは同じ小学校の竜君だった。
「りゅ-君…」
「何してんの?」
「勇介ん家の帰りだよ。りゅ-君は?」
「…お母さんの彼氏が来てるから。お母さんは俺の事が邪魔なんだよ。」
「じゃあ鞠華ん家行こう?鞠華ん家だったら邪魔にさせないよ。行こう?」
りゅ-君は泣きながら鞠華の手を握りしゃがみ込んだ。「りゅ-君、鞠華ん家帰ろ?」竜君は涙を拭い立ち上がった。私もブランコからおりて歩き出した。繋いだ手は竜君の悲しみと鞠華の誰にも言えない痛みと悲しみが交ざり合い、鞠華の家に着くまで、繋ぎ直す事なく離れなかった。寂しかった。
何もかもが崩れてしまうとも知らずに…
「あら、いらっしゃい。久しぶりだね竜君、ご飯ちょっと遅くなるけど、待っててね」りゅ-君は静かに頷き一緒に鞠華の部屋に入った。「いいな。鞠華ちゃんのお母さん優しくて、俺のお母さんは男といやらしい事ばっかして…いっつも変な声出してるんだ。何で俺の事見てくれないんだろう…」鞠華は涙ぐむ、りゅ-君を抱き締めていた。

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