瞳15
制服に着替えた二人はとりあえず体育を休んだ言い訳を考えた。
「じゃあ私が具合悪くなったのをたまたま桐也・・・ぁ、梶乃くんが、見つけたってことで」
「うん、伊那谷さんを保健室に連れて行ったってことで」
教室でふたりきりでいると先ほどの行為は夢だったように思えた。
「桐也って・・・」
「え?」
「何人の人と・・・そういうことしたの?」
「二桁はいってないから大丈夫」
呆れて理子は校庭を見た。
なんの変わりもなく空が青かった。
「桐也、私・・・」
「お!桐也!お前何やってたんだよ!」
クラスの男子が帰ってきた。
「あ、理・・・伊那谷さんを保健室に」
「委員長が?大丈夫?」
理子はほぼ男子全員に委員長と言われ親しまれていた。
「うん、もうだいぶ楽になったんだけど、梶乃くんが付いててくれるって」
「おいおい、委員長はみんなの委員長だぜ〜なぁ?」
続々と男子が帰ってきた。
女子はまだ帰ってこない。
「じゃあ私が具合悪くなったのをたまたま桐也・・・ぁ、梶乃くんが、見つけたってことで」
「うん、伊那谷さんを保健室に連れて行ったってことで」
教室でふたりきりでいると先ほどの行為は夢だったように思えた。
「桐也って・・・」
「え?」
「何人の人と・・・そういうことしたの?」
「二桁はいってないから大丈夫」
呆れて理子は校庭を見た。
なんの変わりもなく空が青かった。
「桐也、私・・・」
「お!桐也!お前何やってたんだよ!」
クラスの男子が帰ってきた。
「あ、理・・・伊那谷さんを保健室に」
「委員長が?大丈夫?」
理子はほぼ男子全員に委員長と言われ親しまれていた。
「うん、もうだいぶ楽になったんだけど、梶乃くんが付いててくれるって」
「おいおい、委員長はみんなの委員長だぜ〜なぁ?」
続々と男子が帰ってきた。
女子はまだ帰ってこない。
感想
感想はありません。