官能小説!(PC版)

瞳16

[15699]  2007-05-03投稿
理子は教室にひとりの女子となり、男子が全員帰ってきた。

「あれ?女子のみんなは?」

「・・・・・・」

「と、桐也?」

いつの間にかとなりのクラスの男子も少しずつ来ていた。いつも体育の終わりにはよく来るメンバーだが、今日は多い気もする。

「理子・・・・・・俺の言うこと聞いてくれ」

桐也は青ざめた顔になっていた。

「俺が入り口まで行ったら走ってこの教室から出てくれ」

「え??なんで?」

「いいから」

桐也は震えていた。

桐也が教室の入り口に立った。理子は出来る限り早く桐也の方へ駆け寄った。


瞬間、桐也が理子の手を取り、教室の外へ投げ出した。

「逃げろ!!!」
桐也は叫んだ直後男子の誰かに殴り倒された。

「!!!??え!!?」

理子は桐也のもとへ走った。

「どうして!?みんな!!?」
男子全員、隣りのクラスどころか学年中の男子が集まり始めていた。

「桐也、がっかりだぜ、最後に裏切るなんてな」
「まさかお前がねぇ」
「情が移ったか?ハハハ」
「委員長可愛いからねぇ」
「でも独り占めなんてしないよなぁ?」

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