瞳 完
あれから数ヶ月。
学校中で理子をはめたはずが全て警察にバレたため、芋づる式に大元の真犯人が判明した。
麻実だった。
麻実は小学校の頃から自分より全てにおいて優れていた理子を陥れたいがために、何十人もの男子に計画を吹き込み、教師を利用して女子をその日帰宅させたのだった。
学校は廃校、女子学園への変更という形で対応した。
「じゃあ明日から桐也は隣町の高校だね」
「ああ、離れるけど何かあったらすぐ連絡してくれ」
「うん、でも学校の中には入って来ないでよ?女子だけなんだから」
桐也はくだらないのと淋しさを紛らわすため笑った。
「なんでこんなことになったんだろうな」
「・・・・・・・・・あの日、言いたかったことがあったの」
桐也の瞳を見つめると不思議そうな表情が浮かんでいた。
「いつか、桐也のお嫁さんにしてください」
桐也は驚いたが、真剣に答えた。
「うん、約束する」
桐也の目は笑った。
学校中で理子をはめたはずが全て警察にバレたため、芋づる式に大元の真犯人が判明した。
麻実だった。
麻実は小学校の頃から自分より全てにおいて優れていた理子を陥れたいがために、何十人もの男子に計画を吹き込み、教師を利用して女子をその日帰宅させたのだった。
学校は廃校、女子学園への変更という形で対応した。
「じゃあ明日から桐也は隣町の高校だね」
「ああ、離れるけど何かあったらすぐ連絡してくれ」
「うん、でも学校の中には入って来ないでよ?女子だけなんだから」
桐也はくだらないのと淋しさを紛らわすため笑った。
「なんでこんなことになったんだろうな」
「・・・・・・・・・あの日、言いたかったことがあったの」
桐也の瞳を見つめると不思議そうな表情が浮かんでいた。
「いつか、桐也のお嫁さんにしてください」
桐也は驚いたが、真剣に答えた。
「うん、約束する」
桐也の目は笑った。
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