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猫になった少女

[2803]  2006-01-16投稿
「ユキ、腹減ってないか?買い物行くか!」

「にゃあ(うん)!」

何を言っても猫言葉になるなぁ…でも、私だけに見せてくれる優しい笑顔…幸せ…それに片山くんの腕の中あったかい…眠くなりそう…

「あれ?寝ちゃった?」



ペット・ショップ

「(まずは首輪だな。こいつ白いからなんでも似合うな。…赤かな。うん、可愛いじゃん)」

一通り買い物を終え帰宅
そしてユキが目を覚ます。

…お腹空いたなぁ。

「ほらユキ、餌だぞ」

キャ…キャットフード…食べれるの?

「にゃ…ハグハグ…」

え、美味しい…さすが猫の体…

「うまいか?あ、そうだミルクも」

あ、牛乳だ…私牛乳嫌いなんだよね…まぁ飲んでみよう。

「ピチャピチャ」

お・おいしぃ〜っ!

「お、うまいか?そーかそーか」

と、突然、悠の部屋の戸があく。

「おい兄貴。さっきから何をブツブツ………!!猫だ!!」

「可愛いだろ。ユキって言うんだ」

「うっわ…良いなぁ…超可愛い…」

弟さん?可愛い顔。にしても、兄弟揃って猫好きなんだ。

「だっこして良い??」

「優しく扱えよ」

「よっ…と。うわ〜可愛いなぁ…」

ぎゃ!またこの抱き上げ方!!体が露になるからヤメテ!

「あ、女の子かぁ…猫でもさ、こーゆぅトコ感じるのかな(笑)」

えっ…ま、まさか…!

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