赤い彗星9
夜中、12時の鐘が鳴る頃、虎太郎が上機嫌で帰って来た。
どうやら、勝ったみたいだ。
俺は、リビングのソファに座って、テレビに向けていた視線を、虎太郎に向けた。
「おかえり」
「ただいま???今日の試合はどうだった?」
虎太郎が、俺に抱きついて来る。
「今日も、良かったよ。すげぇ、早い球投げて。やっぱり勝つと、思ってた」
「彗?今日は、俺の試合見てなかっただろう?」
虎太郎は、俺の手を掴むと、俺自身に導いた。
「今日は、俺負けたんだよ…おしおきだ…」
えっ?そんなの、あり? ご機嫌で帰るときは、基本勝ってるじゃん!!
「ほら、握って…扱いて」 いつの間にか、下半身をひん剥かれている…。
「嫌だ…俺は、今日はしないぞ…」
俺は、虎太郎を突き飛ばした。
「好きな人が出来た。だから、もうこんなことしない…」
ドン!!
尻餅をついた虎太郎の、顔色が変わった。
空気が、張りつめる。
やばい。怒らせた。
逃げようとしたが、虎太郎の行動の方が早かった。 虎太郎に、腕を掴まれると、そのまま床へと押し倒された。
どうやら、勝ったみたいだ。
俺は、リビングのソファに座って、テレビに向けていた視線を、虎太郎に向けた。
「おかえり」
「ただいま???今日の試合はどうだった?」
虎太郎が、俺に抱きついて来る。
「今日も、良かったよ。すげぇ、早い球投げて。やっぱり勝つと、思ってた」
「彗?今日は、俺の試合見てなかっただろう?」
虎太郎は、俺の手を掴むと、俺自身に導いた。
「今日は、俺負けたんだよ…おしおきだ…」
えっ?そんなの、あり? ご機嫌で帰るときは、基本勝ってるじゃん!!
「ほら、握って…扱いて」 いつの間にか、下半身をひん剥かれている…。
「嫌だ…俺は、今日はしないぞ…」
俺は、虎太郎を突き飛ばした。
「好きな人が出来た。だから、もうこんなことしない…」
ドン!!
尻餅をついた虎太郎の、顔色が変わった。
空気が、張りつめる。
やばい。怒らせた。
逃げようとしたが、虎太郎の行動の方が早かった。 虎太郎に、腕を掴まれると、そのまま床へと押し倒された。
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