紫陽花[018]
知らない間に眠って…目を覚ますと、相変わらず陽介が横に居た。この長い睫毛も唇も…愛しく思ってしまった。…だめだ…引き込まれる。「……?」陽介が目を覚ました。「どした…?」なんて優しい声。「村上くんを見てたの。」「俺を?…俺の方だよ。ずっと見てたの。紫織さんのこと…ずっと見てた」寝言のようなふわふわした声で話していた。そのまま寝呆けたままキスをしてきた。私も寝呆けていたのかもしれない。抵抗するのを忘れていた。「また…勃起してきた…。紫織さんのせいだ…。ねぇ。舐めて…。」陽介は私をきつく抱きしめた。「俺のちんこ舐めて…」もうだめだ。耳元でそんな声で言われたら断れないよ…。私は陽介から離れ、陽介の性器に口を付けた。私の長い髪がそれを邪魔したのでかきあげながら舌を出して…舐めた。陽介の顔を見ると私を見ていた。「あ…すごい…はぁっ」切ない顔で吐息のような声が漏れていた。それに反応して唾液が溢れだす。舐め続けた私は今度は先をくわえた。舌もそのまま動かしながら。「はぁっはぁっ」陽介の息が荒くなる。もっと奥まで…喉があたるくらいまで陽介のそれをくわえた。…苦しい…でも陽介の時々漏れるあの切ない声がもっと聞きたいの…。
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