とってもいけない話5
家にいるのが苦痛になることがある。
普通にしてるつもりなのに、いつの間にか、お兄ちゃんばっか見てる…
気付かれて目をそらすのに、また見ちゃう。もう変に思われたくない。抱き付いたりしたコト…後悔してる…
お風呂上がり…。
もうお兄ちゃんの部屋を覗くのはやめよう…。惨めになるから。
「ナナ」
通り過ぎようと思ったのに…
お兄ちゃんは、アメを投げてくれた。
「もう歯みがいちゃったから…」
一応受け取ったけど、アメってなによ…
「そうか…ちょっと話さないか?」
気が乗らない…だって、悲しくなりそうたし…
「どうしたの?いや?」
嫌じゃないよ…嫌じゃないけど…
私…目がウルウルしてきた…
ヤバイよ…お兄ちゃん、きっと引く…
肩が…震えて来る…
わぁん…バカじゃないの、私…涙が出て来る…
お兄ちゃんが、肩を抱いて部屋に入れてくれた。ドアを閉めて、バカな私の頭をくしゃっとしてくれた。
「座んな」
しゃくりあげそうな自分がものすごく滑稽で恥ずかしい。
「バカだな。なんで泣くんだよ」
戸惑ってるに違いない。困らせて嫌われたくないのに…
普通にしてるつもりなのに、いつの間にか、お兄ちゃんばっか見てる…
気付かれて目をそらすのに、また見ちゃう。もう変に思われたくない。抱き付いたりしたコト…後悔してる…
お風呂上がり…。
もうお兄ちゃんの部屋を覗くのはやめよう…。惨めになるから。
「ナナ」
通り過ぎようと思ったのに…
お兄ちゃんは、アメを投げてくれた。
「もう歯みがいちゃったから…」
一応受け取ったけど、アメってなによ…
「そうか…ちょっと話さないか?」
気が乗らない…だって、悲しくなりそうたし…
「どうしたの?いや?」
嫌じゃないよ…嫌じゃないけど…
私…目がウルウルしてきた…
ヤバイよ…お兄ちゃん、きっと引く…
肩が…震えて来る…
わぁん…バカじゃないの、私…涙が出て来る…
お兄ちゃんが、肩を抱いて部屋に入れてくれた。ドアを閉めて、バカな私の頭をくしゃっとしてくれた。
「座んな」
しゃくりあげそうな自分がものすごく滑稽で恥ずかしい。
「バカだな。なんで泣くんだよ」
戸惑ってるに違いない。困らせて嫌われたくないのに…
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