とってもいけない話10
少し遠慮して、10センチだけ空けた。
兄妹ならこの距離が普通だろうな…
「どうした?一段とおとなしいじゃん」
ほっぺをチョンとつつかれた。
「嫌われないようにしてる。」
神妙に答えた。
お兄ちゃんは吹き出した。
「妹を嫌う兄貴なんていないよ」
そうかなあ…
「兄貴にとっては、妹は微妙な存在…」
私はその話に引き込まれた。
「たとえば、仮にお前がすごい不細工で性格が悪い妹だったとしても、お兄ちゃんは嫌いにならないと思うよ」
「微妙な存在って…?」
お兄ちゃんは少し言葉を探していた…
「う〜ん…永遠の恋人…かな」
私はうつむいてしまった…
「口には出せないけどね…」
いつの間にか私は指をいじいじしてる。
「私…も?」
お兄ちゃんは咳払いをした。
「…そうだよ…ナナは特別可愛いから、まさに…そうだな」
「ホントにそう思ってる?」
お兄ちゃんは赤くなって、小さくうなづいた…
「よく友達に、紹介してくれって、うるさく言われるんだぜ」
そんな話もあったな…「確かに…ナナは可愛い…ヤツらが夢中になるのも、わかるよ」
兄妹ならこの距離が普通だろうな…
「どうした?一段とおとなしいじゃん」
ほっぺをチョンとつつかれた。
「嫌われないようにしてる。」
神妙に答えた。
お兄ちゃんは吹き出した。
「妹を嫌う兄貴なんていないよ」
そうかなあ…
「兄貴にとっては、妹は微妙な存在…」
私はその話に引き込まれた。
「たとえば、仮にお前がすごい不細工で性格が悪い妹だったとしても、お兄ちゃんは嫌いにならないと思うよ」
「微妙な存在って…?」
お兄ちゃんは少し言葉を探していた…
「う〜ん…永遠の恋人…かな」
私はうつむいてしまった…
「口には出せないけどね…」
いつの間にか私は指をいじいじしてる。
「私…も?」
お兄ちゃんは咳払いをした。
「…そうだよ…ナナは特別可愛いから、まさに…そうだな」
「ホントにそう思ってる?」
お兄ちゃんは赤くなって、小さくうなづいた…
「よく友達に、紹介してくれって、うるさく言われるんだぜ」
そんな話もあったな…「確かに…ナナは可愛い…ヤツらが夢中になるのも、わかるよ」
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