とってもいけない話24
あれから2年…
私は卒業して、小さな会社の事務をしてる。お兄ちゃんとこは、子供が産まれるらしい。
大きなお腹を、大事そうに撫でるお兄ちゃんは、もう私にとって遠い存在だった。
あの優しいまなざし…悔しいけど、すごく幸せそうで、よかったなと思う。
あの日のお昼休み、無事出産のメールが入った。
次の日が日曜だったので、ウチの家族で赤ん坊を見に行った。
お兄ちゃん嬉しそう。
「さてと、これからどうするかな」
お父さんはみんなの顔を見回した。
「お父さん、お昼から約束があったんじゃないの?」
お母さんの記憶力のお陰でやっと思い出したみたい。
結局、二人は家に帰った。
残された私は、お兄ちゃんのアパートに行くことにした。
奥さんがいないと、男の人はだらしない。お兄ちゃんも少なからずそうみたい。
「お義姉さん帰ってびっくりするよ」
「ああ、わかってんだけどね」
大した散らかりようではないので、掃除はすぐに終わった。
二人っきりになるのは久し振り…
あまり弾む話題もないけど、一緒にいられるのはちょっぴり嬉しい…
私は卒業して、小さな会社の事務をしてる。お兄ちゃんとこは、子供が産まれるらしい。
大きなお腹を、大事そうに撫でるお兄ちゃんは、もう私にとって遠い存在だった。
あの優しいまなざし…悔しいけど、すごく幸せそうで、よかったなと思う。
あの日のお昼休み、無事出産のメールが入った。
次の日が日曜だったので、ウチの家族で赤ん坊を見に行った。
お兄ちゃん嬉しそう。
「さてと、これからどうするかな」
お父さんはみんなの顔を見回した。
「お父さん、お昼から約束があったんじゃないの?」
お母さんの記憶力のお陰でやっと思い出したみたい。
結局、二人は家に帰った。
残された私は、お兄ちゃんのアパートに行くことにした。
奥さんがいないと、男の人はだらしない。お兄ちゃんも少なからずそうみたい。
「お義姉さん帰ってびっくりするよ」
「ああ、わかってんだけどね」
大した散らかりようではないので、掃除はすぐに終わった。
二人っきりになるのは久し振り…
あまり弾む話題もないけど、一緒にいられるのはちょっぴり嬉しい…
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