姉ちゃんの最後の客
「姉ちゃん、耳掻き貸してくれよ」
「またあ?」
化粧しながらもほらよと投げた。
プ…
「うわ、へのサービス付きかよ」
「ちゃんと返せよ」
見た目はよそ行きの女になってるけど、振る舞いは最悪だな…
姉ちゃんは三つ上の26歳。なかなかの美人だが、彼氏はいない。
「仕事?」
時計は夜7時…
「食品工場だろ?化粧なんか必要ないじゃん」
「女性の身だしなみよ。」
「へたれのくせに?」「アタシの部屋じゃん!ほら、サッサと済ませて返しなよ」
「いいじゃん、一晩貸してくれよ」
「お前絶対返さないからなあ」
あ〜あ、お前呼ばわりだ。
姉ちゃんはバタバタと身仕度して出て行った…
姉ちゃんの昼夜逆転生活はもう3ヶ月になる。前にも何度かあったので、心配はしてないけど、派遣会社勤務じゃ、不安定だからと、母さんはよく結婚の話を持ち出す。
「結婚?」
オレはにやついた。すかさず姉ちゃんの手が頭を直撃する。
「何笑ってんだよ」
「いってぇ、はたくなよ。母さん、こんな女でも結婚できんの?」いつもの姉ちゃんから結婚なんて想像できない。
まあ、こんな感じで家族はうまくいってはいる。
「またあ?」
化粧しながらもほらよと投げた。
プ…
「うわ、へのサービス付きかよ」
「ちゃんと返せよ」
見た目はよそ行きの女になってるけど、振る舞いは最悪だな…
姉ちゃんは三つ上の26歳。なかなかの美人だが、彼氏はいない。
「仕事?」
時計は夜7時…
「食品工場だろ?化粧なんか必要ないじゃん」
「女性の身だしなみよ。」
「へたれのくせに?」「アタシの部屋じゃん!ほら、サッサと済ませて返しなよ」
「いいじゃん、一晩貸してくれよ」
「お前絶対返さないからなあ」
あ〜あ、お前呼ばわりだ。
姉ちゃんはバタバタと身仕度して出て行った…
姉ちゃんの昼夜逆転生活はもう3ヶ月になる。前にも何度かあったので、心配はしてないけど、派遣会社勤務じゃ、不安定だからと、母さんはよく結婚の話を持ち出す。
「結婚?」
オレはにやついた。すかさず姉ちゃんの手が頭を直撃する。
「何笑ってんだよ」
「いってぇ、はたくなよ。母さん、こんな女でも結婚できんの?」いつもの姉ちゃんから結婚なんて想像できない。
まあ、こんな感じで家族はうまくいってはいる。
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