姉ちゃんの最後の客5
言い出すこともできず、口ごもるオレ…
「なに?どっちにしても電話しなきゃなんないの」
と構わず通話を始めた…
「アヤノです。今入りました。えっと…チェンジ…」
オレの回答を目で催促する…
「え?…」
もう片方に指で耳栓して電話に集中し始めた…ヤバイ…
「え…あ…ハイ」
表情が変わった…
「イヤ…あの、実は…」姉ちゃんは困ったような表情でオレを見ながら話をしていた…
「ああ…ハイ」
声のトーンが下がってる…
電話を押えて…
「時間は?」
「へ?」
「時間だよ!30分でいいの?」
「いや…」
「何よ…1時間?」
「150分…」
姉ちゃんは落胆するような顔をした…バカだコイツ…と言いたげな顔。
「150分です…ハイ…あ…万…千円ですね…ハイ…お疲れ様です…」
電話を切った姉ちゃんはため息をついた。
「…」
「知ってて指名したの?」
「…」
「何なのよ…説教でもするつもり?アタシ、まだやめないからね!」
「…違うよ…」
「じゃ何よ、どうせ説得しに来たんだろ!」
「…いや…全然違う…」
「はあ?」
訳がわからずイラつく姉ちゃん。
「なに?どっちにしても電話しなきゃなんないの」
と構わず通話を始めた…
「アヤノです。今入りました。えっと…チェンジ…」
オレの回答を目で催促する…
「え?…」
もう片方に指で耳栓して電話に集中し始めた…ヤバイ…
「え…あ…ハイ」
表情が変わった…
「イヤ…あの、実は…」姉ちゃんは困ったような表情でオレを見ながら話をしていた…
「ああ…ハイ」
声のトーンが下がってる…
電話を押えて…
「時間は?」
「へ?」
「時間だよ!30分でいいの?」
「いや…」
「何よ…1時間?」
「150分…」
姉ちゃんは落胆するような顔をした…バカだコイツ…と言いたげな顔。
「150分です…ハイ…あ…万…千円ですね…ハイ…お疲れ様です…」
電話を切った姉ちゃんはため息をついた。
「…」
「知ってて指名したの?」
「…」
「何なのよ…説教でもするつもり?アタシ、まだやめないからね!」
「…違うよ…」
「じゃ何よ、どうせ説得しに来たんだろ!」
「…いや…全然違う…」
「はあ?」
訳がわからずイラつく姉ちゃん。
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