官能小説!(PC版)

赤い彗星11

[7306]  うさこ  2007-11-18投稿
「ホントに?俺だけ…?」 俺の耳元で、虎太郎が囁く。
 イったばかりの俺は、それさえも刺激に感じてしまい、喘ぎ声をもらした。
「あっ…ふぅ…」
 そして、あろうことか、それだけで俺の愚息は、勃ってしまったのだ!!
 虎太郎が、にっこり笑う…何か、企んでいる表情である。
 虎太郎の手が、俺の腕を掴んだ。
 そのまま、俺の後ろで息づいている、蕾に手を導かれた。
「ねぇ?俺のが入るように自分で慣らして…」
 俺は、首を横に振った。「して…?」
 虎太郎は、自身を俺の熱を帯た愚息に擦り付けながら、耳元で、囁いた。
「あぁ…ん…あっ!」
 俺は、無意識に人指し指を蕾に潜り込ませた。
 無我夢中で、指の出し入れを繰り返した。
 クチュ…クチュ…
「何処から、そんな恥ずかしい音がするの…?」
 あぁ…虎太郎が見ている…。
 だらしなく口を開けて、自分の指を飲み込んでいる俺の…を…。
 目眩がするくらい、尋常じゃない状況。
 その状況が、堪らないくらいの快感を俺に与える。 自分で、自分を、軽蔑する。
「あっ…はぁっ…ん…」
「入れて欲しい?」
 虎太郎の問いに、俺は、指を抜いた蕾を、虎太郎自身に擦り付ける事で、答えた。

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