姉ちゃんの最後の客15
夜出ることもまばらになり、家にいる時はずっと部屋で寝てる…
何かあったのか…ひょっとして…
「おはよ」
あれ…
今日はパジャマじゃない。
怪訝そうなオレに答えるように、姉ちゃんは部屋に入れてくれた。
「別れたんだ。」
強がって吹っ切るような言い方だった。
「一応…結論出たんだ?」
「うん」
だいぶ辛かったんだろうな…
「もうあの仕事も今月イッパイでやめることにした」
「吹っ切れた?」
「ああ!吹っ切れたよ!心配した?」
「ぜ〜んぜん」
「この!」
よかった…姉ちゃんが無事で…
頭をはたく姉ちゃん。ホントに素行の良くない姉貴だ。でも、なんだか嬉しかった…
今度の部屋はシックな感じ…料金の割りには高級感があった…
が、オレはやっぱりそわそわしていた。
もうすぐ来る…
シャワーで念入りに体を洗い、歯も磨いた。鼻毛のチェックは…と鏡の前で顔を伸ばしてると、
ピンポーン
は、来た!
「こんばん…わ?」
目を丸くしてる…
「また来たの〜?」
「来ちゃったあ」
ふう…とため息つきながら部屋に入る。
携帯のボタンを押し始めた。
何かあったのか…ひょっとして…
「おはよ」
あれ…
今日はパジャマじゃない。
怪訝そうなオレに答えるように、姉ちゃんは部屋に入れてくれた。
「別れたんだ。」
強がって吹っ切るような言い方だった。
「一応…結論出たんだ?」
「うん」
だいぶ辛かったんだろうな…
「もうあの仕事も今月イッパイでやめることにした」
「吹っ切れた?」
「ああ!吹っ切れたよ!心配した?」
「ぜ〜んぜん」
「この!」
よかった…姉ちゃんが無事で…
頭をはたく姉ちゃん。ホントに素行の良くない姉貴だ。でも、なんだか嬉しかった…
今度の部屋はシックな感じ…料金の割りには高級感があった…
が、オレはやっぱりそわそわしていた。
もうすぐ来る…
シャワーで念入りに体を洗い、歯も磨いた。鼻毛のチェックは…と鏡の前で顔を伸ばしてると、
ピンポーン
は、来た!
「こんばん…わ?」
目を丸くしてる…
「また来たの〜?」
「来ちゃったあ」
ふう…とため息つきながら部屋に入る。
携帯のボタンを押し始めた。
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