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姉ちゃんの最後の客(完)

[23701]  ザクロ  2007-12-01投稿
う…うぅ…
精液を絞り出すように姉ちゃんのが締め付ける…

(ハア…ハア…ハア…すごい…トモの…いっぱい)
ヒクヒクとお互いに痙攣を繰り返し、余韻に耽った…
オレの上で息づく姉ちゃんの髪を撫でた…


「腹減ったな」

着替えながら姉ちゃんも賛同した。

「なんかおごってよ」
「ええ?」
「しこたま稼いだろ?」
「あのねぇ、この仕事も不景気なの!そんなに稼げてないんだから」
「売れっ子だったくせに…」
笑いながら、姉ちゃんは着替え終わった。

「この時間だからね、ラーメンぐらいしかないよ」

姉ちゃんは待ち合わせの場所を指定して、ドアへ向かった。
「じゃ、あとでな」
投げキッス…


あ〜遅いな…
どちらかと言えばもう朝…
少し寒い。

あれ、可愛い女の子…
姉ちゃんが、手を振って駆け寄って来た。

まるで恋人みたいに…
「待たせたな」
「おせえよぉ」
「文句言うならおごってやらね」
「なんだよ、待たせて態度でかいなあ」
明るく笑う姉ちゃん…言葉遣いは最低だけど…可愛くてたまらなかった。
「んん?」
見とれるオレに優しい笑顔…
腕には、花束を大事そうに抱いていた…

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