恋するアナウンサー?
…思い違い。
あまあまのラブラブモードを薄目の先に期待していた僕。
ところが、伊野は僕の頸動脈が力強く、正確に脈打つことを唇で確認すると、にかーッとそこから白い歯を見せて笑ったのだった。白い歯は、急所であるそこをめがけて噛みつてきたのだった。
『お前は、牙のないドラキュラかぁ〜?』
と、ツッコミを入れている場合ではない。
伊野の眼…。
昔、飼ってたいた白猫にそっくりだ。どっかから捕獲してきた雀を僕の目の前まで喰わえて持ってきて、まだ息もあり、バタバタ羽を動かしてもがいているのに楽しそうに爪を立てたり、噛みついたり、ひきずりまわしたりと半殺し状態にして楽しんでいるあの時の眼にそっくりだった。
怖すぎる!殺される?
「殺されるぅぅぅ!!」
半泣き状態で僕は、絶叫した。なのに僕のペニスは、僕の恐怖心とは裏腹にむくむくと頭を上げてお元気な困った君になり下がる始末…?
「ふっ」
伊野は、僕のこまっちんぐ〜♪な股間を見てあざけわらった。
「若いっていいね…
ビ・ン・カ・ン・で(笑)」と耳元で囁き僕を放置したまま立ち上がるとまた、下界を眺めるのだった。
12月の冷たい風が二人の間を通り過ぎてゆく…。
あまあまのラブラブモードを薄目の先に期待していた僕。
ところが、伊野は僕の頸動脈が力強く、正確に脈打つことを唇で確認すると、にかーッとそこから白い歯を見せて笑ったのだった。白い歯は、急所であるそこをめがけて噛みつてきたのだった。
『お前は、牙のないドラキュラかぁ〜?』
と、ツッコミを入れている場合ではない。
伊野の眼…。
昔、飼ってたいた白猫にそっくりだ。どっかから捕獲してきた雀を僕の目の前まで喰わえて持ってきて、まだ息もあり、バタバタ羽を動かしてもがいているのに楽しそうに爪を立てたり、噛みついたり、ひきずりまわしたりと半殺し状態にして楽しんでいるあの時の眼にそっくりだった。
怖すぎる!殺される?
「殺されるぅぅぅ!!」
半泣き状態で僕は、絶叫した。なのに僕のペニスは、僕の恐怖心とは裏腹にむくむくと頭を上げてお元気な困った君になり下がる始末…?
「ふっ」
伊野は、僕のこまっちんぐ〜♪な股間を見てあざけわらった。
「若いっていいね…
ビ・ン・カ・ン・で(笑)」と耳元で囁き僕を放置したまま立ち上がるとまた、下界を眺めるのだった。
12月の冷たい風が二人の間を通り過ぎてゆく…。
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