禁煙(03
「………っ……んっ…」
飛びかけた意識を取り戻し抵抗しようとしたが、結果は俺から情けない吐息が洩れただけ。
なんで俺キスされてんだ?しかもなに気持ちいいとか思っちゃってんだ?しかし、キス上手いなコイツ。なんかもう、男とかなんだとかわかんねーくらい気持ちいー…。
………あ、やべ。
「タバコって、こんな味するんだね」
唇をつけたまま神野が話す。至近距離で童顔がエロい表情で無邪気に笑う。
「前にさ、桐島言ってたよね。タバコ吸うときが一番幸せってさ。タバコ身体に悪いからやめなよ。代わりに…」
━━オレにしなよ
なんてことを見たことない眼をして言うから、不覚にも俺の胸は高鳴った。
その一瞬の隙を見逃さずに今度は押し倒してきやがった。俺の背中には硬いコンクリート。勢いよく押し倒されたおかげで背中がジンジンする。
「ってぇー…」
「あ、ごめん。っていうか、ごめん。ここまでするつもりなかったんだけど、なんかもう止まらないや。覚悟決めてくれる?」
「やだよ。冗談じゃねぇ」
「うん、冗談じゃない。オレ本気」
うわ!やめろバカ、そこ触んな!
「…反応してる。さっきのキスで感じた?ってか、さすがおっきいね」
女子曰く[天使の微笑み]で俺の股間を撫でてくる。こんな天使やだ。天使だとは認めねぇ。
飛びかけた意識を取り戻し抵抗しようとしたが、結果は俺から情けない吐息が洩れただけ。
なんで俺キスされてんだ?しかもなに気持ちいいとか思っちゃってんだ?しかし、キス上手いなコイツ。なんかもう、男とかなんだとかわかんねーくらい気持ちいー…。
………あ、やべ。
「タバコって、こんな味するんだね」
唇をつけたまま神野が話す。至近距離で童顔がエロい表情で無邪気に笑う。
「前にさ、桐島言ってたよね。タバコ吸うときが一番幸せってさ。タバコ身体に悪いからやめなよ。代わりに…」
━━オレにしなよ
なんてことを見たことない眼をして言うから、不覚にも俺の胸は高鳴った。
その一瞬の隙を見逃さずに今度は押し倒してきやがった。俺の背中には硬いコンクリート。勢いよく押し倒されたおかげで背中がジンジンする。
「ってぇー…」
「あ、ごめん。っていうか、ごめん。ここまでするつもりなかったんだけど、なんかもう止まらないや。覚悟決めてくれる?」
「やだよ。冗談じゃねぇ」
「うん、冗談じゃない。オレ本気」
うわ!やめろバカ、そこ触んな!
「…反応してる。さっきのキスで感じた?ってか、さすがおっきいね」
女子曰く[天使の微笑み]で俺の股間を撫でてくる。こんな天使やだ。天使だとは認めねぇ。
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