春休み6
「ずっと、なるが初めて部室に来た時から可愛いって思ってた。」
冬樹先輩の手が俺の手を絡めて
シャツの中にゆっくり手が入ってくる。
「なるは俺の事どう思ってる?」
「…やめてください!」
指が優しく撫でたり
摘んだり
「ん……!…ダメです」
「聞かせてよ。」
甘い声。
耳元で囁かれると
頭がおかしくなりそう。
そっと押し倒され、
両手を片手でを押さえられ
再び重なった唇からは
舌が絡み付く。
「んん!…ふ…ん…」
「なる…好きだ。
お前の気持ちが知りたい。」
「オレ…は。」
今凄いドキドキしてるのは
好きだから…なのか?
それとも、こんな状況だからか?
俺は…俺の気持ちは……−
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