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牝獣図鑑53

[7265]  宰明  2008-03-17投稿
「よし、もうすぐ時間だ」
男が腕時計を見て言った。
すると、前方から白いスーツ姿の、一人の女性が歩いて来た。
美樹と美里は、その女性を見てハッとした。
「時間通りですね、先生」
先生と呼ばれた女性は、すぐに美里と美樹の異様な姿に気付いた。
「ふ、藤森さん!早嶋君の、お…お母さん!?」
「ちゃんと言われた通りの格好してきましたか?“宮崎典子先生”?」
男はワザとフルネームで呼んだ。
典子は少し恥ずかしそうに答えた。
「…はい」
「じゃあ、ここで見せろ」
典子は驚いた。
「こ、ここで!?」
「時間がないんだ!早くしろ!」
男が怒鳴ると、典子は羞じらいながらもスーツの上着を脱ぎ、ブラウスも脱いだ。
ブラウスの中に着ていたのは、ピンクのレオタードだった。
美樹と美里は見覚えのあるレオタードに驚いた。
「まさか…」
美樹が呟く最中も、典子は恥ずかしがりながら白いタイトミニスカートを脱いだ。
思わず片方の手で股間を隠した。
「今更、隠すんじゃねえよ」
冷たい男の言葉が典子に突き刺さると、典子は手を退けた。
典子が着ていたのは、美樹や美里達も着ていたフリルの付いたピンクのレオタードだった。
そして、やはり下半身の二穴は穴が空いていた。
「こ、これでいいですか…」

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