官能小説!(PC版)

トップページ >> その他 >> かみさま?

かみさま?

[9061]  晴香  2008-03-24投稿
ある日、私の神社にかみさまが現れました。

かみさまは首からぶらさげたカメラを手に、なんだか人懐こい笑顔を向けつつ中をぶらつく私に話し掛けます。

「1人?」

「…うん」

私は答えます。

「君、最近こしてきた人?」

許可もなく私を撮りながら男は話し掛けてきます。

「……そう」

返事はしながらも居心地の悪さからじりじりと離れつつ答え、靴の爪先で砂利をかき混ぜます。

「僕は、ここの持ち主。」

「……?」

ここ、とはどうやら神社のことを言いたいようですが…持ち主とはどうゆうことなのか。
返事をしかね、私は男に視線を向けます。

「親父とか、親父の親父の神社だからさ、次は僕のになる。わかる?」

レンズ越しに私を見つめながら男は続けます。


「……じゃあ、かみさまだ。」

幼い間違いをしたその日から、男は私のかみさまになりました。

感想

感想はありません。

「 晴香 」の官能小説

その他の新着官能小説

新着官能小説作品

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス