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一週間の使用人 3

[5731]  2008-05-01投稿

その夜夢を見た。

『真矢。ずっと隣に居ますから。」

そう言って、睦月が俺の手を握ってる夢だった。



翌朝 当たり前の様に
起こしにきた睦月に
俺の鼓動は早くなっていた


「真矢、起きて下さい。
朝食の準備が整いました」


「………分かった、
先に行ってて。」


どうしよう…
なんか心臓がすごい
ドキドキしてるかも



「顔が赤いですね…?
熱でもあるのでしょうか?」


睦月は俺の額にそっと自分の額をあててきた。


「!!!!!
寝起きだからだよ…!なんもないから先行ってて!」


思わず突き飛ばしてしまった


「…?かしこまりました。
では先に行ってて待っていますので。」




…違う
あんな夢見たから、
ちょっとびっくりしただけで……別に好きとか
そんなんじゃないし

だいたい昨日会ったばっかりだし…。



そんなこと考えながら
俺は睦月の待つ部屋に向かった。

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