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堪えられないっ!

[56742]  ひゅうま  2008-05-12投稿
いや…っ…また…?

高津 美砂は顔をしかめため息をついた。
今どき珍しく長いミツアミに眼鏡という絵に書いたような「真面目少女」だが、その顔立ちはあどけない。
化粧などしなくとも美しい白い肌に、ポッテリとした朱い唇が、なんとも言えない若い色気を漂わせている。
そんな少女なので、電車での痴漢はしょっちゅうだった。
その度に、美砂は我慢していた。
気味悪くとも、生来の内気さが、叫ぶのを躊躇わせていたのだ。

グレーの制服の上からゆっくりと尻を触ってくる…大きな手だ。

いや…今日はなんか、いつもより図々しい!

いつもはたいてい服の上を摩るだけ。
が、今日の男はいきなりスカートを捲くりあげた
う…嘘!嫌だっ…!!

冷たい指が、パンティの上に触れる。

どうしよう?

頭は完全にパニック、オロオロしているうちに長い指が優しく…膝裏から内股にかけて、つぅっと滑っていく。

…っっ!

くすぐったい。触れるか触れないかの優しいタッチ…男が完全に真後ろに移った気配がした。
左手がそっと、ブレザーの中に侵入してくる。
大きくてはちきれそうなおっぱいに柔らかく添えられた。

「…いや…」

美砂の囁きなどまったく効果はない。

背中にあるホックを、男の指が魔法のように外してしまう。
圧力のなくなった双丘は薄いブラウスに張り付いた。
「あっ…」
男の手の平にじかに包まれた胸。三回ほどSEXの経験はあったものの、彼には悪いが一度もいいと思ったことはなかった。痛いくらい揉まれた胸や単に突っ込まれて果てた彼…大好きな彼だが、SEXは恐怖でしかなかった

しかしこの男の手は、まったく違っていた。
指で円を描くように、外側から内側へとゆるやかにうごめく。
硬い蕾のような乳首に指先が触れた途端、電撃のように身体が震えてしまった。

「あっ……っ」

やわやわと揉まれた胸から、美砂が感じたことのない感覚が芽生え始めていた。

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