禁断の愛〜愛華の両刀使い?
「正直言ってあの時、驚いたんだ。俺と百合が同じマゾだと見破られて、上手くいっていない事を…。だから百合を頼む。こんな事、愛華にしか言えないんだ。」しばらく沈黙が続いた。ジョーの携帯電話が鳴った「わかった。今から行く。少し待っててくれ。」明後日から始まる舞台の事で、若手からの電話だった。ジョーは、着替えて愛華の部屋を後にした。愛華は、先ほどジョーから聞かされた話しを思い出し、考えてある人に連絡をした。愛華も着物に着替え、「女将」の顔なったのだ。愛華は、直ぐ様にジョーのいる楽屋に足を運ぶ。「お早ようございます。お早ようっす。」と朝の挨拶が飛び交う。皆が女将に気付き「お早ようございます。宜しくお願いします。」と挨拶をした。また女将も「宜しくね。」と挨拶をした。そして若手の一人か「ジョーさん、昨日は、コレだったんすか?」小指を出し「まぁーな!」とニャリと笑い、若手の肩をポンと叩いて、ジョーは、女将をチラッと見た。「ジョーさん、隅に置けないすっね!」と若手が羨ましそうに会話をした。ちょうどその時、両親と百合さんが女将に挨拶に来た。「女将さん、お世話になります。宜しくお願いします。」と。
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