花火大会?
ついに初デートにこぎつけた。彼氏と別れたばかりの同僚である真衣にアタックを初めて一ヶ月。食事に誘ってもなにかしら理由を付けて断られていたが、真衣は花火が好きだという情報を得た俺は思いきって誘ってみた。
そして花火大会当日の今日、真衣は俺の助手席に座っている。
「会場まで1時間くらいだから楽にしてて」と声をかけると真衣はにっこり笑った。
真衣は白い肌に黒目がちな瞳、童顔な顔とは裏腹に長身でモデルのような体つきで入社当時から目立っていた。
俺は運転しながらもスカートからのびる真衣のすらっとした足に目が釘付けになっていた。こんな密室の中に真衣と二人っきりではよからぬことを想像してしまう自分がいた。そんな邪念を振り払おうととにかく俺はしゃべり続けた。
「今日の花火大会は毎年20万人の客が来るくらいでかくてさ、行くだけで疲れちゃうと思うんだよね。だけど去年穴場を見つけてさ、会場から1kmくらい離れた駐車場からよく見えるんだよ。そこなら車の中からゆったりできるし…」
俺がベラベラしゃべり続けると真衣はクスクス笑って「せっかく穴場に行ってもそんなにしゃべったら花火観る頃には岡本くんが疲れちゃってるんじゃない?」と言った。
そして花火大会当日の今日、真衣は俺の助手席に座っている。
「会場まで1時間くらいだから楽にしてて」と声をかけると真衣はにっこり笑った。
真衣は白い肌に黒目がちな瞳、童顔な顔とは裏腹に長身でモデルのような体つきで入社当時から目立っていた。
俺は運転しながらもスカートからのびる真衣のすらっとした足に目が釘付けになっていた。こんな密室の中に真衣と二人っきりではよからぬことを想像してしまう自分がいた。そんな邪念を振り払おうととにかく俺はしゃべり続けた。
「今日の花火大会は毎年20万人の客が来るくらいでかくてさ、行くだけで疲れちゃうと思うんだよね。だけど去年穴場を見つけてさ、会場から1kmくらい離れた駐車場からよく見えるんだよ。そこなら車の中からゆったりできるし…」
俺がベラベラしゃべり続けると真衣はクスクス笑って「せっかく穴場に行ってもそんなにしゃべったら花火観る頃には岡本くんが疲れちゃってるんじゃない?」と言った。
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