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君を忘れない27

[5455]  なりみ  2008-11-03投稿
エリは私達を居間に案内するとキッチンへと向かった

「何かいい匂いがする」

「お腹空いてるよね?鍋作ったよ〜!しかもイタリアン風でトマト味〜!!」

「わぁい☆早く食べよッ!」

お酒も揃ったことで1人ずつ缶を手にする

「じゃあ何に乾杯?」
「なみが決めて」エリが言う

「うーん…じゃあ、ご主人様に☆」

「「「カンパーイ!!!」」」

一口二口とお酒をグイグイ飲んでいく

「ぷはぁ!ハハハそれ最高!」エリにつられて2人も大笑いする
「おッ、リサ飲むねぇ〜お酒の味はどう?」

「うーん、まぁまぁかな。でもイケる」
「お〜大人の仲間入りだね」

「エリこっちもイケる!うまーぃ!」

お酒のペースも進み話題は私の悩み事へ

「彼女は浮気してるんだ?」

「うん、何か携帯の電池パックにプリクラがあってさ、それに相手の声も聞いた事あるの」
うんうんと2人は私の話を聞いていく
「ハルナがお風呂に入ってる時ね、電話がかかってきて…。。。

「はぃ もしもし?」
「ハルナ?俺、マキのせいでさぁ残業なったんだ、だからさ後1時間まてるか?」
「あの、すみませんハルナ今お風呂に入ってて…出たら伝えますけど」

「あぁ〜ハルナの友達?じゃあ今言ったの伝えてもらえる?よろしく!」
ツ-ツ-ツ-


まぁこんな感じ…」
「誰かは聞かなかったの!?」

「うん…。これってやっぱ浮気だょね?ハルナに聞いてもさ、仕事の付き合いだから何もないよって言うだけだし」
「それ絶対浮気してるよ、ちゃんと話つけたほうがいいんじゃない?なみはツラくないの?」
「もぅよく分かんないや、ツラいとか、ハルナを愛してるかとか」

「それどういう事?1年も付き合ってるから飽きちゃったとか?」リサ聞き返す
「私さ、ハルナの前に付き合ってた人がいたんだ、その人が私の初恋の人なの。まだ忘れられなくて、その事でよくケンカしてたのね、だからハルナもツラかったんだと思う…」

「その人とは何で別れたの?」

「付き合ったキッカケは私が無理やり押し倒しちゃって;最低な女だったんだけど‥。」苦笑いをする私
「ワイルドやね、なみちゃん」うんうんとリサも納得している

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