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君を忘れない31

[6032]  なりみ  2008-11-08投稿
教会の中に入ると私達とさほど変わらない青年が聖堂を掃除していた

「あの〜、神父さんはいますかね?」

「は?え、うーん、今日はいないな」

「そうですか‥。」ハルナとどうしようかと目を合わせる

「どうしたの?急用なわけ?」

「あたし達今から結婚しようと思って、その‥軽めに。。。」

「あぁ〜、君ら結婚したいの。ふ〜ん‥じゃあ俺がやろっか?」

「えっ?出来るんですか!?」

「そんなん適当だ、指輪あるの?」

「あっはい」

するとB系のファッションに身を包んだ男は手招きをして私達を呼んだ

ほんとに大丈夫なのか

私達は疑いつつもそいつの前へ歩み寄る

「ちょっ、ストップ!」
男はオルガンの前に座ると結婚式には欠かせないあの曲を弾いてくれた

私達はお互い照れ笑いをし手を繋ぎ前へ一歩一歩と歩んでいくと十字架の前で立ち止まる
それと同時に演奏も終わり男は私達の前に立った

「えーと‥。。これより、この美しいご婦人方の結婚への誓いを、交わして頂きたいと思います」意味の分らない演説が始まった
2人はこの変な状況に笑いを堪えて男の話を聞いた

「イエスキリスト様マリア様、どうかこの哀れな汚れなきこの女2人をお許しください、彼女らは真実の愛を見つけたのですから、そうトゥル〜ラブ!素晴らしい事です。」うんうんと目を瞑ったり手を空に掲げたりなど神様と話をしているようだ

「ではあなたは病める時も健やかなる時?も、この女を妻にする事を誓いますか?」男はハルナに問い掛ける

「はい、誓います」ハルナは私を見てそう言った

「あなたは病める時も健やかなる時も、この女を妻にする事を誓いますか?」

「誓います」お互い微笑む

「では指輪の交換を」

私達はポケットからさっき買った指輪をとるとお互いの指にはめた

「誓いのキスをどうぞ」

「フフ、何か照れるね」お互い笑いながらゆっくり唇を重ねた

ゆっくり目を開けると強く抱き締めホッペに何回もキスをした
「これであなた達ははれて夫婦になりました。おめでとう!感動したぞ!ってか夫婦じゃなくて婦婦か?」
3人して何それと笑いだす

ぐだぐだの結婚式を終えた私達は青年にありがとうを言うと自分達の愛の巣へ帰っていった

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