家族愛 31
なんだか熱い…
説明のしようがないが…
涼子は胸騒ぎを覚えた…
信じたくはないが、割り切れない熱いものが涼子の下半身を襲い始めている…
思えば、自分の性器を…あんな風に愛撫した息子…
今、それさえ禁じられて、ぶつけようのない思いを視線にあらわにしている…
そしてひょっとしたら…見えないコタツ布団の中で…
涼子は手を…太ももの上で握り締めていた…。
微かに甘い吐息を漏らす息子…
恍惚の目が見え隠れする…
…裕之が何をしているのか…明らかだった…
猛烈に恥ずかしい…
でも、
よしなさい、そんなこと…
そう言ってしまうのはあまりにも可哀相な息子…
しかし、彼女を悩ませるのはそんなことより…
涼子は急に立ち上がった。
裕之の目が、立ち去る自分に追いすがるのもわかっていた。
けれども、涼子は黙ったままリビングを後にする…
彼女はトイレに駆け込んだ。
なんてことだろう!
誰にも悟られたくない!
主人を愛してる!
主人以外の男など考えたこともない、ましてや腹を痛めた我が子なんて!
説明のしようがないが…
涼子は胸騒ぎを覚えた…
信じたくはないが、割り切れない熱いものが涼子の下半身を襲い始めている…
思えば、自分の性器を…あんな風に愛撫した息子…
今、それさえ禁じられて、ぶつけようのない思いを視線にあらわにしている…
そしてひょっとしたら…見えないコタツ布団の中で…
涼子は手を…太ももの上で握り締めていた…。
微かに甘い吐息を漏らす息子…
恍惚の目が見え隠れする…
…裕之が何をしているのか…明らかだった…
猛烈に恥ずかしい…
でも、
よしなさい、そんなこと…
そう言ってしまうのはあまりにも可哀相な息子…
しかし、彼女を悩ませるのはそんなことより…
涼子は急に立ち上がった。
裕之の目が、立ち去る自分に追いすがるのもわかっていた。
けれども、涼子は黙ったままリビングを後にする…
彼女はトイレに駆け込んだ。
なんてことだろう!
誰にも悟られたくない!
主人を愛してる!
主人以外の男など考えたこともない、ましてや腹を痛めた我が子なんて!
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