君を忘れない36
私は一瞬答えるのに戸惑った、それは今付き合っている人がいるから
私にはハルナという大事に想う人がいる
(今さら遅いょ…。)
「…一度も忘れた事ないよ、あんたの事。大好きだった、今でも気持ちは変わらない。けど…。」
「…けど、何?」
私は心の中で深く溜め息をついた
「今付き合ってる子がいる…」
「どのくらい付き合ってるの?」
「もぅ2年になる」
「その人の事好きなの?」
「うん、大事に想ってるよ。それに3ヶ月前に指輪も交換して今一緒に暮らしてる」
ありかは動揺してるのか
そっか、そうだょね…と繰り返した
「ハハ、アタシってバカだな。3年以上もたってるんだもん、いないわけないか…。そっか…分かった」
「ありか大丈夫?」
「ぅん 平気。 幸せにね‥バイバイ」
「ありか待ッ‥」
ツーツーツーツー
(ありかの声震えてた‥。)
左手で顔を覆い右手は携帯を握り締めて頬を伝う雫はとめどなく、私の初恋は涙と共に終わりを告げたのだった
私にはハルナという大事に想う人がいる
(今さら遅いょ…。)
「…一度も忘れた事ないよ、あんたの事。大好きだった、今でも気持ちは変わらない。けど…。」
「…けど、何?」
私は心の中で深く溜め息をついた
「今付き合ってる子がいる…」
「どのくらい付き合ってるの?」
「もぅ2年になる」
「その人の事好きなの?」
「うん、大事に想ってるよ。それに3ヶ月前に指輪も交換して今一緒に暮らしてる」
ありかは動揺してるのか
そっか、そうだょね…と繰り返した
「ハハ、アタシってバカだな。3年以上もたってるんだもん、いないわけないか…。そっか…分かった」
「ありか大丈夫?」
「ぅん 平気。 幸せにね‥バイバイ」
「ありか待ッ‥」
ツーツーツーツー
(ありかの声震えてた‥。)
左手で顔を覆い右手は携帯を握り締めて頬を伝う雫はとめどなく、私の初恋は涙と共に終わりを告げたのだった
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