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スク水大戦戦記 7

[2916]  たなか  2009-01-22投稿
「まあ後で決めるといいわ」
真美はそういうと、他の3人を指差して、
「それじゃ、自己紹介するね。
あの髪の長い娘が美奈子上等兵よ」
美奈子は部屋の隅で座っていた。
いかにも内気で無口そうな顔をしている。

「あの喋っている2人のうちのショートカットの娘が美歌一等兵、束ね髪の娘が真紀二等兵よ」
2人は無邪気に喋っていた。
どちらもおぼこそうな顔をしていた。

「あと他にも説明しなきゃならないことがあるんだっけ…」
真美はそうつぶやき、言った。
「あと、毎朝起きたあとにある薬を飲まなきゃいけないの」
「薬?なんの?」
「トリプルS薬よ。」
「なにそれ…?」
「効能はたくさんあるわ。
例えば、犯されたときに避妊の効能があるの」
「エッ!犯される!?」
真由美は驚いて言った。
「そう、この島には男子達で構成される軍団もあるのよ。
軍団名はハリケーン・メンズ。
そいつらと闘ったときによく犯されたりするのよ。」
真由美は唖然としながら聞いていた。
「そしてもう一つの効能は、身体にある程度の激痛や苦痛が走ると気を失ってしまうの。
武器のアサルトライフルも弾丸もプラスチック性。
当るととても痛いけどね。
つまり、戦闘で死ぬ事はないわ。」
「ホントに?」
「気絶した隊員はそこに放置される。
普通は目が覚めるとまた自軍団に戻るんだけど、他軍団のもとへ行って入隊さしてもらうこともできるわ。」
「ホントに!?結構いいじゃない!」
「でもこんなこともあるわ。
死体狩りといって、ハリケーン・メンズの男子達が気絶した隊員達を強姦していくとか。
また、勝利した敵軍団が気絶者を運び込み、敵軍団のもとで下女として働かなければならないとか。」
「それは御免…だね」と真由美は小さな声で言った。

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