少女・伊織 14
「ん…お義兄さま…」
伊織は武瑠の背中にしがみついた。
濡れた舌がねっとりと絡まりあう。
「伊織…俺は…」
ちゅぷ、といやらしい音をたてる。
「お義兄さまが好き…」
乳首はネグリジェの上からでも解るくらい尖っていた
そっと指で弄ぶと敏感に反応する。
そして伊織は濡れた瞳で武瑠の前に屈み、優しい声で囁いた。
「伊織に出来る精一杯のこと…したいの」
ズボンのチャックをおずおずと降ろし、いきり立つそれを恐る恐る可憐な口に含んだ。
ちゅぽっ、ちゅぱっ
下から上へ舐めあげ、亀裂を丹念に清める。
じゅぱあっと大きな音をたて、口いっぱいに呑み込み絶えず舌を絡ませる…。
余りの気持ち良さにすぐにでも果てそうになる。
伊織のテクニックは驚く程巧みで、それが武瑠の父親に対する嫉妬に拍車をかけた。
(親父のやつ…相当仕込みやがって…)
「い、伊織」
15で女を知ってから五年、こんなに興奮したことはない。
仮にも妹…しかし余りにも愛らしい。
淫らな音を立てて涙めで見上げる伊織。
唐突に沸き上がる愛しさに武瑠自身が圧倒されていた。
そしてついに果てるその瞬間、武瑠は伊織の虜になってしまったことに気づいていた…。
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