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潤沢な愛‐7

[3140]  ピューマ  2009-05-17投稿
少女はしばらく、乱れた呼吸を整えることに専念した。
少年はゆっくりと少女の大きな瞳の視界に入ってきた。

「大丈夫?」

「…はぁ…はぁ…はぁ…うん。すっごく、良かった」

少女の言葉に照れたのか、少年は俯いて、まだ鼓動が早い少女の胸にキスした。

「あなたって、解らないな。もしかしてすごくシャイ?」

「どうだろう」

長い少年の指が、少女の腿から股下を這って行く。

少女はじっと指の行方を感じ取っていた。

「…………」

「!そこっ、ダメっ!」

少年は指を止め、「ダメ」と言われた部分をゆっくりと撫でた。

少女は自分で望んだように少年の指にされるがままになった。

「意地悪」

「え?」

「そっ…こは!ダメって…!……言ったのに」

「でも、ホラ、糸引いてる」

少年の長い指と指の間には、テラテラと光る液体がうっすら、糸を引いていた。

「それは…」

「嬉しいよ、素直な反応で」

確かに少女は、少し冷たい少年の指が、自分の中を出入りするのは快感だった。
少女はまるで少年に命ぜられたように、
次から次へと愛液を滴らせていた。

「そろそろ…欲しい?」

少女は自分の顔が緩むのを止められなかった。

「うん………」

「恥ずかしいことじゃないよ?」

「恥ずかしいことよ」

「素直なのはとても良いことだと思う」

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