人妻たち 3 ?
私は単身赴任のチョイ悪を自認している。
私は、草花が好きだ。土日、祝祭日には近くの大型ホームセンターにカジュアルな恰好で出掛ける
最近、気になるものも見つけ、そこへ行ける日が待ち遠しい。
園芸コーナーの担当は50代後半と30代前半の女性が二名で担当している。
「ちょっと済みません。あれはパフィオじゃないですかね?」おばちゃんに聞く。「えっ、私、外国の花は詳しくなくて…伊藤さん、お客さん。案内して」 と若い方に私を譲る。「あれですね。パフィオペディラム。原産地はインドネシア。でも改良品種で原種じゃないので病菌に弱いです。隣のが原種に近いです。台湾産です…」
スラスラとき対応してくれる。胸には「伊藤」と書いたプレート。
「伊藤さん、ですか。詳しいですね。私、あれ集めるのが趣味でして…あっ私〇〇と申します」
「パフィオを集める方は珍しいですね。50品種位です。交配種は」
「ええ、私、あの花形が好きなんです。私単身赴任でして、卑猥な感じしません?形が」
「そうですか?」
と伊藤さんはポッと顔を赤らめた。
「形が…女性を連想させてくれて…一人身を癒してくれます」
「そうかしら?」
言葉も上品に、顔ははっきりと赤い。
「あの二鉢、下さい…隣のもいいですね。ビラビラが厚くて…中々、卑猥だ。三つにしようか?どれもまだ持ってないし」
パフィオペディラムと言い、インドネシア原産のラン科の植物で元々、食虫植物で中央に袋がぶら下がっていて、中に蜜を溜め、虫が入ると蓋がしまる物であったらしい。
植物が動物性蛋白を摂取した珍種でもある。何万年もの年を経て、進化か退化かは知らないが急に蓋が閉まる機能はない。ただ、虫達を誘うために
その蜜壷の周りをいかにも艶っぽく飾り付けているのだ。クリトリスがあり大小の陰唇、秘穴、粘る蜜など女性の性器にそっくりなのだ。
「三鉢になさいますか」
「ええ、色々あった方が楽しめます」と言うとカートに乗せながら、私だけに聞こえる声で
「ドキドキすること、おっしゃらないで」カートを押してレジに去る。おばちゃんが、「ああ、伊藤さんがいて助かったわ。伊藤さんはね、農大を出て世界中を旅してて…動く植物園と呼ばれてるの。インテリなのよ」
私が真っ赤になった。
私は、草花が好きだ。土日、祝祭日には近くの大型ホームセンターにカジュアルな恰好で出掛ける
最近、気になるものも見つけ、そこへ行ける日が待ち遠しい。
園芸コーナーの担当は50代後半と30代前半の女性が二名で担当している。
「ちょっと済みません。あれはパフィオじゃないですかね?」おばちゃんに聞く。「えっ、私、外国の花は詳しくなくて…伊藤さん、お客さん。案内して」 と若い方に私を譲る。「あれですね。パフィオペディラム。原産地はインドネシア。でも改良品種で原種じゃないので病菌に弱いです。隣のが原種に近いです。台湾産です…」
スラスラとき対応してくれる。胸には「伊藤」と書いたプレート。
「伊藤さん、ですか。詳しいですね。私、あれ集めるのが趣味でして…あっ私〇〇と申します」
「パフィオを集める方は珍しいですね。50品種位です。交配種は」
「ええ、私、あの花形が好きなんです。私単身赴任でして、卑猥な感じしません?形が」
「そうですか?」
と伊藤さんはポッと顔を赤らめた。
「形が…女性を連想させてくれて…一人身を癒してくれます」
「そうかしら?」
言葉も上品に、顔ははっきりと赤い。
「あの二鉢、下さい…隣のもいいですね。ビラビラが厚くて…中々、卑猥だ。三つにしようか?どれもまだ持ってないし」
パフィオペディラムと言い、インドネシア原産のラン科の植物で元々、食虫植物で中央に袋がぶら下がっていて、中に蜜を溜め、虫が入ると蓋がしまる物であったらしい。
植物が動物性蛋白を摂取した珍種でもある。何万年もの年を経て、進化か退化かは知らないが急に蓋が閉まる機能はない。ただ、虫達を誘うために
その蜜壷の周りをいかにも艶っぽく飾り付けているのだ。クリトリスがあり大小の陰唇、秘穴、粘る蜜など女性の性器にそっくりなのだ。
「三鉢になさいますか」
「ええ、色々あった方が楽しめます」と言うとカートに乗せながら、私だけに聞こえる声で
「ドキドキすること、おっしゃらないで」カートを押してレジに去る。おばちゃんが、「ああ、伊藤さんがいて助かったわ。伊藤さんはね、農大を出て世界中を旅してて…動く植物園と呼ばれてるの。インテリなのよ」
私が真っ赤になった。
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