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人妻たち 3−?

[2207]  涼太  2009-06-04投稿
「場所を変えて、何処へ行こうか…雨の中を」
「何処でも、いいわ…美味しい水が飲めれば…」
私は初めてのコースではあったが、来る途中、ケバケバしい色彩の建物を目にしていた。行き先を決めて、イグニッションキーを捻った。
「健さん、私ね、幾つかの国を旅したことがあるの。結婚後に…当時、熱帯雨林の乱伐や山火事などで騒がれてて、キザなようだけど、植物たちの悲鳴が聞こえたような気がして…。 でも、今考えるとそれは私自身の悲鳴だったのかも知れない。健さんの話しを聞いてて思った…」
まだほんのり朱い顔で美霞は話す。
「美霞、リクライニングを倒して横になれよ。聞いてるから」
美霞は天井を向いて話し続ける。
「正直に話すわ。必要悪
って言葉を探しに行ったのかも知れない。悪がついてもいい、必要だって認めてくれるなら。恥ずかしくて、誰にも言えないことだけど…辛いの」
信号が赤に変わり、横断歩道を手押し車の年寄りが渡る。
「誤解しないでね、エッチなことばかりじゃない。髪型を変えた時、何時もと違う洋服を着た時、珍しい料理に挑戦した時、それに気付いて欲しいの、褒めてくれなくてもいいの。私はここに居る。私は一緒に居る。私は今日これをした。…存在を認めて欲しいの…」
[インター入口3K先]案内板。もう近い。
「美霞、味を覚えて…他の泥水、がぶ飲みしたら……死ぬぞ」
「パフィオはそんなおバカじゃありません」
私は一気に一番高いラブホテルに車を入れた。
「オアシスに着いたよ。私もカラカラだ」
美霞へのプレゼントを持って車を降りた。
「私初めてだから…」
震えるように言った。
「どれがいい?女が選ぶもんだよ」
部屋のパネルを選ばせる
美霞はトロピカル風に飾られた部屋を選んだ。
壁一面にハイビスカスが描かれている。
「美霞らしいね」
「好きなの。花が」
エレベーターの中でも私の腕を離さない。
部屋に入ると大きく息を吐くのがわかった。
「一緒にお風呂に入ろう。準備して」
「私…いいです。一緒に入ったこと、ないから…準備だけします」
「これが私です。私は此処にいます。これが私の身体です。よく見て下さい…じゃなかった?」
「……そうね。私が言ったのね」バスルームに向かった。

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