人妻たち 四−?
「ご馳走さまでした。お言葉に甘えます。何から何まで…」
レストランを出ると菊乃は丁寧に私に頭を下げた
対面のスポーツショップへ道路を横断しようと立ち止まった時、菊乃が、
「あの、健さん。一つだけ教えて下さい。私のウエストサイズを何故?」
「私はファッション感覚はゼロですが、その向きは正確に当てますよ。靴は 23,5センチ。身長161センチ。下着はM。今日は黒かベージュ。誤差5%以内。」
私は左右の車が途絶えたのを確認して菊乃の手を握って横断した。
「何故判るの」
「簡単です。先ず菊乃さんの裸を想定します。私の両手の中指と親指同士、触れたら 31センチ。菊乃さんを抱くと、これ位離れますから 53です」「まあ。特殊技能ですね健さんの…感心します」
「特殊じゃないです。簡単です菊乃さん、自分の中に物差しを持つんです。やって見て下さい。私を裸に剥いて見て。サイズを当てて見て下さい」
「いや。出来ません、恥ずかしい…」
「…靴のサイズですよ」 歩きながら菊乃は真っ赤に赤面していた。………
引換券を渡すと店員は、
「奥様のはヒップラインを言われた通りに。旦那様のはそのままで。それと当店主催の『おしどりカップ』コンペのご招待券、入れてあります」
と紙袋を渡してくれた。
「光栄だな。こんな綺麗な人の旦那に見えたんだ、あの店員。今日、ひと時の旦那でも…感激」
「…そんな。…こちらこそです。」
ビールの精か、赤面なのか菊乃の顔から火照るような赤は消えない。
堕ちた菊乃を確信した。
「菊乃さん、『ひと時の擬似夫婦』なってみませんか。大人同士。パンタロンのヒップライン見せて下さい」
「…健さん。…私からお返事を…出来ません。強引でいいです。リードして下さい」
助手席で消え入るような小さな声で菊乃は言った
中規模のラブホテルだがほぼ満車で、スイートルーム風の最上階の部屋しか空室はなかった。
紙袋を提げて立ち尽くす菊乃をベットの脇に招いて服を脱がせていく…
菊乃の下着は刺繍で飾られた黒の上下だった。
「素敵な黒だ。当たってましたね」
「はい。……サイズも」
そっと股間に指をやると蒸すような熱を感じる。
レストランを出ると菊乃は丁寧に私に頭を下げた
対面のスポーツショップへ道路を横断しようと立ち止まった時、菊乃が、
「あの、健さん。一つだけ教えて下さい。私のウエストサイズを何故?」
「私はファッション感覚はゼロですが、その向きは正確に当てますよ。靴は 23,5センチ。身長161センチ。下着はM。今日は黒かベージュ。誤差5%以内。」
私は左右の車が途絶えたのを確認して菊乃の手を握って横断した。
「何故判るの」
「簡単です。先ず菊乃さんの裸を想定します。私の両手の中指と親指同士、触れたら 31センチ。菊乃さんを抱くと、これ位離れますから 53です」「まあ。特殊技能ですね健さんの…感心します」
「特殊じゃないです。簡単です菊乃さん、自分の中に物差しを持つんです。やって見て下さい。私を裸に剥いて見て。サイズを当てて見て下さい」
「いや。出来ません、恥ずかしい…」
「…靴のサイズですよ」 歩きながら菊乃は真っ赤に赤面していた。………
引換券を渡すと店員は、
「奥様のはヒップラインを言われた通りに。旦那様のはそのままで。それと当店主催の『おしどりカップ』コンペのご招待券、入れてあります」
と紙袋を渡してくれた。
「光栄だな。こんな綺麗な人の旦那に見えたんだ、あの店員。今日、ひと時の旦那でも…感激」
「…そんな。…こちらこそです。」
ビールの精か、赤面なのか菊乃の顔から火照るような赤は消えない。
堕ちた菊乃を確信した。
「菊乃さん、『ひと時の擬似夫婦』なってみませんか。大人同士。パンタロンのヒップライン見せて下さい」
「…健さん。…私からお返事を…出来ません。強引でいいです。リードして下さい」
助手席で消え入るような小さな声で菊乃は言った
中規模のラブホテルだがほぼ満車で、スイートルーム風の最上階の部屋しか空室はなかった。
紙袋を提げて立ち尽くす菊乃をベットの脇に招いて服を脱がせていく…
菊乃の下着は刺繍で飾られた黒の上下だった。
「素敵な黒だ。当たってましたね」
「はい。……サイズも」
そっと股間に指をやると蒸すような熱を感じる。
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